"Roméo et Juliette" に駆り出された晴れ、時々曇り
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外気温23度
7時40分起床。今日の予定は、11時からの音楽稽古だけだったので、起床時間もゆったりといつもより遅かった。窓から差し込んでくる陽の光は充分に明るいのだが、温度計を見るとそれほど気温は上がっていなくて朝のうちは14度ぐらいしかない。半袖のポロシャツだけで家を出てしまったが、風が吹くとちょっと寒かった。しかし、 Max-Weber-Platz から劇場まで歩く間に身体も温まってきてちょうど良い感じ。 音楽練習も、Faust
を休憩前にやったので、本来ならわたしは休憩後に来れば良かった。わたしは
Faust
のメンバーには入っていないのである。このオペラの
Premiere
があった時にちょうど、急性肝炎の療養中で長期欠勤していたから、このオペラはお役後免となっている。休憩後には
"Moses und Aron"
があって、それを終わって帰宅。練習室を出たところで事務の女性に捕まった。第一テノールの同僚が病欠届けを出したために、今夜はわたしが出なくてはならないとのこと。昨夜の
Billy Budd
を終わって、これで
Festspiel
の忙しさも峠を越えたかな、と思った矢先だったから正直に言ってガックリ。(^_^;) しかし気を取り直して「まあ、Marcelo
Albarez
の歌を聴けると思えばいいか」と思い直した。物事はいい方向に考えなくては。(^_^;)
帰宅してみるとカローラはまだ学校から戻っていない。しばらくわたし一人。簡単な昼食をとってしばらくするとカローラが戻ってきた。それを見てからわたしは一時間の仮眠。ユリアが3時半頃に病院実習から戻ってきて、これからバイロイトへ車で行くというので、それを見送る。今夜はアンナのアパートに泊まって、明日の午前中に予定されているテストと面接に臨むことになる。 わたしは30分ほど声出しをしてから劇場へ。最近は割と真面目に自宅での練習も続けているので、少しの時間でも声出しをしないとなんだか落ち着かない。これが続いて良い習慣となると良いのだが、わたしは生来の怠け者だから、いつでも自分を鞭打たなくてはいけない。(-_-;) 今夜の "Roméo et Juliette" はやはり Marcelo Albarez に尽きるだろう。舞台での彼の言動を観察していると、かなりエキセントリックな性格のようだが、あれだけの歌唱と存在感のある歌手にはそれも許されて良いと思う。今日も最高音の輝きが素晴らしかった。出来れば違う演出でもういちど彼の歌唱を聴いてみたいと思う。23時少し前の帰宅。 帰宅してみるとカローラもブリギッテもまだ帰っていない。カローラは毎週木曜日はオーケストラの練習で遅くなるのはわかっているが、ブリギッテも近々、店の主人がアメリカへの出張を控えているので、税関関係の書類を整えるのに今夜はかなり遅くの帰宅となりそう。毎月のことだけれど、さすがに同情してしまう。 Posted: 2005年07月21日 (木) at 23:50
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