暑かった一日もはげしい夕立で終わる 


快晴、夕方に雷雨 / 外気温33度
7時10分起床。今日は公式の休日（Chorfreientag)。朝から天気が良くて、もう夏休み気分。明後日の31日には恒例の「マイスタージンガー」があって、それでシーズンは終わるのだけれど、今年の Festspiel はかなり大変だったので、なんだか気が抜けたような感じがする。ブリギッテは午後一時に職場に出ればよいということで、午前中は彼女の買い物に付き合う。 

ブリギッテとカローラはいつもより少し早く起きて、来学期からカローラが移る学校への登録に出掛けた。カローラは今の学校に不満があるわけでも無し、友達も多いのだが、来学期から始まる Leistungskurs のプログラムの中に、彼女の希望する「音楽」と「数学」のコンビネーション・プログラムが無いので、やむなく移ることになった。来学期からは Hauptbahnhof 近くの Luisengymnasium に通うことになる。ドイツでは学校を移るということに日本ほどの抵抗感と障壁がない。今日は、音楽担当の先生にも会ってお話をしてきたらしい。

ブリギッテは一旦帰宅してから、テラスのコンクリートの壁を高圧噴射機を使ってこびりついた苔などを除去する仕事に取りかかった。ここに住んでから19年近くなるがこういう事をするのは始めて。彼女のお母さんが最近買った機械らしい。この機械の威力は強力で、今まで汚れていたコンクリートの壁が出来たてのように蘇った。わたしも見ているだけというわけには行かないので(^_^;)、植木鉢を移したりの労働は手伝った。そのあと、買い物へと付き合う。

これが11時ぐらいで、今日も湿度が少し高いせいかTシャツだけでも汗が流れ出る。例によって ALDI にて週末の食料品を買い、彼女はその近くの地下鉄の駅から職場へ。わたしは自宅に戻って冷凍庫に入れるものや冷蔵庫にしまうものを仕分けして片づける。

午後は楽譜をスキャンしてPDFファイルに変換する作業を始めた。始め、A4 でスキャンしたのだが、余白がずいぶん出来てしまい、その部分が汚くなる。いろいろと試していたら、B5 版でスキャンすればよいことに気がつく。実際にやってみないとわからないことが随分ある。(^_^;)

午後、カローラが帰宅。今日は成績表（日本でいう通信簿）を貰って帰ってくる日。sehr gut（日本でいう５） が４つ、gut（同じく４） が６つで本人はまあまあ満足の様子。スペイン語がもう一踏ん張りで sehr gut にならなかったのが残念だったらしい。

夕食は「うなぎ」ご飯にしようと話していたのだが、カローラが久しぶりにバーベキューが良いということで、ブリギッテが帰宅する７時頃に備えてバーベキューの準備を始めた。「うなぎごはん」はいつでも食べられる。しかし、６時頃からどうも空模様がおかしくなってきた。ブリギッテが帰宅した時間には空はもうかなり暗くなっている。それでも強行したが、最初のソーセージを焼いているあたりで突風も吹き出し稲光が出始める。その10分くらい後にはとうとう土砂降りとなり、せっかく焼いたお肉は家の中の食卓で食べることになってしまった。残念。

夜は同僚が貸してくれた DVD "Unter der Sonne der Toskana" (Under the Tuscan Sun) を観る。映画そのものはすごく良いとは言えないが、トスカーナの雰囲気と Diane Lane の美しさを楽しむ映画だろう。ブリギッテは余り気に入らなかったようだが、わたしはこの女優さんが好きなので大いに楽しめた。23時の就寝。 

Posted: 2005年07月29日 (金) at 22:45 




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