ユリア、インスブルック大学に入学許可 


快晴 / 外気温 31度
7時半起床。朝、目が覚めて枕元の時計を見ると7時少し過ぎ。隣を見るとまだブリギッテが眠っている。そうか、彼女は今日から3週間の休暇だった。わたしはいつもの時間にベッドから出てシャワーを浴びる。朝食はいつもの通り。もう、この時間から外は明るい光に溢れていて今日一日の素晴らしい天気を約束しているようだ。 

久しぶりの夏らしい一日。気温もどんどん昇っていって午後には待望の30度を超えた。見上げると真っ青な空と、ほんの少しの白い雲が漂っているだけ。先日購入したパナマ帽も、今日が試運転。けっこう強い日射しだったが、パナマ帽のひさしがまぶしさから目を守ってくれてその効果に満足。(^_^)

今日も朝食の時に面白いことがあった。賑やかに、いつものように朝食をとっていたのだが、なにかのテーマで話が進んでいたときにブリギッテがそれに関することで説明を始めた。ところが、彼女の話がなかなか結論に達しないので、わたしが「それで、結論はどういうことなの?」と尋ねた。話の腰を折られたブリギッテが「ちょっと黙ってて!」といつもの調子で言ったのだが、それが小さな Gabriele には夫婦喧嘩のように感じられたらしい。ビックリしたような、気まずい顔をして周りを見回したので、娘たちはそれを見て笑い出した。この時とばかりに「ほらね、あなたの口調は時に人をそう思わせるのだよ」とわたしがブリギッテに釘を刺したのは言うまでもない。(^_^)

朝食のあと、ブリギッテとカローラ、そして Gabriele は Ammersee の近くにある Codello というお店に車で出掛けた。まだ、買い残していた日本へのお土産を買うため。どうやら今回も日本行きのトランクの大半はお土産で場所をとられてしまいそう。大したものを持って行けるわけではないのだが、気は心ということで、やはり何か心ばかりのものを持っていきたい。

わたしが朝食の後片づけをしていたときに、ユリアの叫び声が聞こえた。何事か?と思って駆けつけてみると、インスブルック大学から入学許可の Emailが入っていたせいだった。彼女の希望は医学部だったのだが、彼女は簡単に大学に行けると考えていたらしい。しかし、バイロイト大学からの入学不許可を受け取りまず最初のショック。続いてケルン大学からも不許可の知らせを受けて、そんなに簡単なことではないと気づいた。それからは Emailを待ち続ける不安と焦燥の中の数日間だったが、それも今日の朗報で解放された。彼女にとってはいい経験だったろう。しかしまだ喜んでばかりはいられない。1年後にはもう一度試験があって、半分近くはふるい落とされるそうだ。この一年が彼女にとっては正念場ということになる。しかし、今日のところはすなおにこの朗報を喜ぼう。

晴れやかな心で、わたしの伴奏に付き合ってくれている方との最後の練習にとむかう。今日で4回目の伴奏合わせで、しっかり固まったという自信も得られてわたしも不安が無くなった。今日まで付き合って頂いて、本当に感謝。(^_^)

帰宅途中でわたしも買い残した日本へのお土産を買いに数軒のお店を周り、夕方6時頃の帰宅。今夜は、Gabriele の家族(ブリギッテの妹夫婦と息子の Fabian)を招いてバーベキューということで、ブリギッテとカローラ、ユリアはその準備を始めていた。彼たちは昨夜ブリギッテのお母さん宅に泊まったらしく、もちろん今夜のバーベキューにはブリギッテのお母さんも同席。全員10人でのバーベキューだったので焼き方は結構大変だった。(-_-;) 22時過ぎの散会。 

Posted: 2005年08月29日 (月) at 23:37 




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