日本公演最後の「マイスタージンガー」 


快晴 / まるで夏のような暑さ
7時起床。実に久しぶりに気持ちの良い睡眠が取れた。とても満足。やはりよく眠れた朝というのは元気が出るものである。今日は午後1時から3回目(最後)の「マイスタージンガー」がNHKホールであった。 

9時半頃にホテルを出て最後の買い物をすることにする。渋谷に着くとちょうど10時を過ぎた頃。まずは東急デパートに入りグンゼの下着を5組ほど購入。これは日本へ帰国したときのおきまりの買い物。ドイツ製の下着というのはどうも着心地がもう一つ。(^_^;) そこを出たあとパルコの地下にある大きな本屋さんで余丁町散人さん ご推薦の「単純がうれしい北京のおかず」 という料理本を捜すが、ここでも見つからない。そこで、昨日一度手に取りながら買わなかった「ダ・ビンチ・コード」上・下巻を購入。そこを出て近くの東急ハンズへ。ここでは iPod Shuffle に付ける紐(ストラップ)を買う。

仲間が、下痢の時にはコカ・コーラを飲むと良いというので、コンビニでそれを買いNHKホールへと向かう。この頃からまるで夏のような日射しになってきた。用意してきたパナマ帽が今日は役にたった。(^_^) 
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まだ楽屋入りするには1時間ほどあるのでNHKホールへ向かう道の日陰に腰を掛けてコカ・コーラを飲みながら文庫本を読む。昨日から読み始めた浅田次郎氏の「霞町物語」。良い本だ。ふと眼を上げると、わたしの座っている前を、頭をそり上げた太り気味の男性が独り言をつぶやきながら道を行ったり来たりしている。ブツブツ言ってるのをよく聞いてみると「オペラの切符ありますよ」と言いながら、しかし決して眼を当人と合わせることがないように注意して行動している。そうか、これがダフ屋か、と思いながらチラチラと観察していた。やはり彼が声を掛ける人は、わたしが見てもそうするだろうという人だった。(^_^) 

13時から始まった「マイスタージンガー」は、日本での最終公演で、演奏者の疲れということもあったのか、ときおり緊張感の欠如した舞台だったような気がする。わたし自身も体調が悪かったから、わたしの気のせいかもしれない。観客にしてみたら、充実した舞台に出会えるというのは、運も伴うものだな、というのが実感。

終演後はどこへも立ち寄らずにまっすぐホテルに戻り、荷造りに取りかかる。思ったよりも時間が掛かったが22時頃に終了。本や雑誌類が多いので、今回も20Kgにはとうてい納まりそうもない。(^_^;)


 

Posted: 2005年10月02日 (日) at 16:26 




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