暖かい一日 


晴れ / 外気温19度
7時起床。今朝は少し軽い喘息気味の状態で起床。こういうときには喘息の症状なのか、風邪の症状なのか自分でも判断が難しい。用心のために、うがい薬で入念にうがいをしておいた。昼過ぎになっても風邪の症状はないので、どうやら、軽い喘息症状だったらしい。天気予報が外れて、今日は午前10時頃には9度、午後には19度まで気温が上がり、少し汗ばむほどだった。 

Königs Kinderのオーケストラ付き舞台稽古が11時からだったので、10時に家を出る。春を思わせるような柔らかな空気だったので、今日はコート無しでワイシャツの上にブレザーを着ただけ。例によって Max-Weber-Platz から早足で劇場まで歩く。

劇場に入ったところで指揮者の Fabio Luisi 氏に出会ったら、小さな可愛い犬を連れている。ちょうど児童合唱団の子供たちがいて、子供たちもその可愛い犬と遊びたくて大騒ぎ。「こりゃ、通り抜けるまで大変ですね」と言うと Luisi 氏は顔をほころばせていた。やっとの思いでその囲みから抜け出したところで、わたしが写真を撮らせてくれと頼んだら、彼がポーズをとったので「いや、今日は犬が主役ですよ」と言うと腰をかがめて犬と一緒に写真に納まってくれた。本当に犬が好きなようだ。なんでも同じ種類の犬を３匹飼っているそうで、今日はその中の一匹をつれて来たとか。

オーケストラ付きの舞台稽古はわれわれの出番が12時半に終了。そのまま真っ直ぐに帰宅。この時間の気温が19度ぐらい合ったので、劇場から地下鉄の駅まで歩く間に軽く汗ばむ程だった。帰宅してブリギッテが作っていってくれた昼食を食べようと思って鍋の蓋を開けると、どうもおかしい。たしか、彼女は Eintopf を作ったということだったが、汁が少なすぎる。Eintopf というのは要するに「ゴッタ煮」ということである。今日は鶏肉、栗、ジャガイモ、芽キャベツなどが入っていたが、どうも芽キャベツに汁気を吸い取られたのではないかと思われる。そこでわたしが手を加えた。先ず水を充分に足して、塩、コショウして味を見る。それでも、どうにも惚けた味がするので、次に醤油を少々、ウースターソースを少々、最後に白味噌を入れて味を整えた。これで結構な味になったが、なにやら、けんちん汁らしきものになってしまったのはご愛敬。(^_^;)

夕方18時から又、音楽稽古があるので、17時頃に家を出る。タップリと "Norma" をさらって、終わったのは18時半。帰宅すると、カローラが今夜は何も予定がないのか、ソファに横になってテレビを見ていた。一人で見るのも面白くないらしく、先日わたしが同僚から借りてきたDVDを二人で見ることにした。このDVDはクリスマスを題材にした "Noel" というハリウッドもので、見る前から予想していたとおりの展開だったが、久しぶりにカローラとゆっくり居間でくつろげる時間が持てたので良しとする。ブリギッテは今日は帰宅が遅く21時半頃。
 

Posted: 2005年10月21日 (金) at 22:38 




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