フェーン現象？ 


快晴 / 外気温21度
8時15分起床。もしかするとフェーン現象ではないのかと思うような素晴らしい天気だった。空気の香がときおり春を思わせる一瞬もあったりしたので多分わたしの想像は当たっていると思う。土曜日にもかかわらず10時半からKönigs Kinderの舞台稽古があったけれど、それも12時40分に終わったので午後からは素敵な一日となった。 

それでも家を出るときには曇り空だったので、ブレザーの上に薄い冬物のコートを着た。 Max-Weber-Platz から劇場まで歩いたときにはそれでちょうど良かったのだ。しかし、舞台稽古を終わって劇場の外に出たときには一瞬ムワッという暖かい空気に変わっていた。(^_^)

今日は昼食をカローラとブリギッテと約束していた。カローラはこのところ毎週土曜日に「日本語教室」に通っている。それが終わるのが12時半で、通例としてそのあとは Gasteig 近くの日本料理店（MITANI )でお昼の定食（8€）を食べることになっているらしい。教えてくださる先生がわたしより少し年配の日本人の男性なので、同じ日本人として一度ご挨拶をしておかなくてはブリギッテが言う。そんなわけで舞台稽古のあとそのレストランに駆けつけた。ブリギッテも週末の買い物のあとでそこで合流し、彼の生徒３人（ドイツ人）と一緒に会食となった。なお、ミュンヘン市内の日本料理店のリンクはこのサイト に詳しい。このサイトはわたしがいつも利用している日本食品店「Japanische　Feinkost Y.Suzuki 」さんのものである。

わたしとブリギッテは「ちらし寿司」、カローラは「海苔巻き」を頼んだのだが、量といい味といい値段の割には満足できるものだった。これなら、たまにここで昼食をとるのもいいかな、と思ったほど。ただ、定食の8€に較べて、湯飲み茶碗一杯のどうと言うこともない日本茶が1.5€というのには納得できなかった。日本料理店では日本茶は無料で出すべきだとわたしは思う。

帰宅して、あまりの天気の良さに誘われて、テラスに席を作りそこでコーヒーを飲む。なんだか得したような幸せな気分になった。また、今日はアンナが知人のコンサートを聴きに行くとかで、わざわざバイロイトから一泊泊まりの予定で帰省してきた。今夜は "Die Entführung aus dem Serail" の公演があるが、わたしは非番でゆったりとした夜を過ごしている。 

Posted: 2005年10月22日 (土) at 21:51 




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