4回目の「運命の力」(このシリーズ最後) 


曇りのち小雨 / 外気温14度
8時15分起床。今日は日曜日。夜には公演があるのだが、なんとなく日曜日の午前中というのはゆったりした感じがする。天気の方は昨日の暖かい一日でどうも秋が終わりを告げたような感じ。午前中から曇り空が拡がって、午後からは小雨になった。 

例によって、遅い朝食。今朝はブリギッテがどういうことか知らないけれど、Pfankuchen を作った。ホットケーキほどフワフワしたものではないが似たようなものである。これにシロップを掛けて食べるところもホットケーキと同じ。もともと、わが家の娘たちの好物でもあるので、みな喜んで食べた。

食後、わたしはインスブルックのユリアのために用意した冬の衣類やら食料やらを、彼女の友達の家に届けに行く。ユリアは現在、ミュンヘン時代からの仲の良い友達2人、それにルクセンブルからの学生の合計4人でアパートを借りて共同生活をしている。その友達の一人が週末、車で家に帰ってきていたので、彼に頼んで持っていって貰った。ブリギッテはその間、庭の手入れと落ち葉をかき集めていた。そろそろ亀のOdysseusの冬眠の時期なので、落ち葉と土を用意する。去年とまったく同じように 冬眠の箱を地下に整えた。去年は11月6日に冬眠に入ったが今年はどうなるだろうか。

午後、東京からの友人夫妻を迎えて午後のお茶にする。しばらく歓談してから、一緒に家を出て、わたしは17時からの公演「運命の力」へ。今日の公演が、このシリーズ最後のもの。第一回目に較べるとソリスト陣も余裕が出てきたのか、安定感のある公演となった。しかし、どんなに素晴らしい公演でも同じ顔ぶれだと、4〜6回が良いのではないかなと思う。それ以上の回数になってしまうと、どこかマンネリ化の弊害が出てくるような気がする。人間のやることは難しいものである。

われわれの出番は8時過ぎに終わって、帰宅の途についた。途中、Sendlinger Tor の乗り換えで、カローラとその友達に出会う。彼女たちは今夜映画を見に行った帰りらしい。乗り換えの人達の中で後から「パパ〜!」と大きな声を掛けられて、こそばゆいような気がした。(^_^;)

帰宅してからブリギッテの作った夕食を二人で食べる。白味の魚の唐揚げ、茄子の揚げ煮、納豆、貝の水煮、といった日本料理で久しぶりにお腹いっぱい食べてしまった。(^_^) この料理は今夜バイロイトへ戻っていったアンナのために作ったようだ。23時前の就寝。 

Posted: 2005年10月23日 (日) at 22:36 




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