「リゴレット」の第一回目 


快晴 / 外気温15度
7時20分起床。朝眼が覚めて枕元の時計を見たとき「オッ、寝過ごしたか」と思ったがすぐに今日から「夏時間」が終わって普通の時間帯に変わったことを思いだした。(^_^;) 今日も一日快晴の素晴らしい天気で実に気持がよい。これで夜の公演さえなければ本当にゆっくりと日曜日を楽しめるのだが、仕事柄仕方がない。まあ、今夜は楽しみな Anna Netrebko のジルダを聴けるからそれも良いかと思う。 

ブリギッテが起きてくるまで、マックでDVDを観ていた。これは、先日(わたしが日本にいて留守だったとき)テレビで放送したのを録画したもの。グルベローバの歌う Roberto Devereux である。1幕の半ば頃まで観ていたらブリギッテが満ち足りた表情で起きてきた。それから、卵を茹でたり、ジュースを作ったり、コーヒーを煎れたりして朝食の支度を調える。昨日からカローラがいないので夫婦二人だけの朝食。なんとなく物足りない感じがする。
image
朝食のあと、ブリギッテは庭仕事。わたしも少し手伝ったが、この素晴らしい天気に誘われて Biergarten へ行こうという話が纏まる。とはいってもわが家の近くの Biergarten ではなく、自転車で20分くらいのところにある Kugleralm という Biergarten 。ブリギッテは自転車で行きたかったらしいが、せっかくの天気に歩かないのは勿体ないと、わたしが徒歩を主張した。森の中を歩きキッチリ60分で目的地に到着。わたしは内心、もう少し近いと思っていたので途中、これは早まったことを主張したか、と少し後悔。(^_^;) 
image
この Biergarten は夏にはたびたび訪れるのだが、今年は日本公演があったりして留守だったのでしばらくぶり。ちょうどお昼時とあってかなりのキャバシティがあるのにほとんど満席だった。折からの暖かい太陽を浴びて Weissbier を傾けると、本当に幸せ。しかし、さすがにもう10月も終わりなので、30分も座っているとやはり空気の冷たさを感じる。多分、われわれにとっては今日が今年最後の Biergarten 訪問となるのではないか。

帰り道は往路とは違ったコースを歩いてみる。自転車に乗った家族連れに多く出会って、いかにも日曜日という感じがする。わが家の娘たちが小さかった頃のことをブリギッテと話しながら帰宅。復路の歩数も往路と殆ど変わらず、歩数計を観ると 13790歩 (128分) を速歩で歩いたことになる。帰宅した時点での総歩数は 15768 歩で、軽く一日の目標を突破してしまった。(^_^)

家に着いてみると軽い疲労感が快い。うっすらと汗をかいたので、シャワーを浴びて着替えるとスッキリ。普通の日曜日なら、ここでまた Weissbier を一杯ということになるのだが、今夜は公演があるので残念ながら紅茶で渇いた咽を潤す。16時半過ぎに家を出る。

帰宅して日記の続きを書いています。今日の公演は3人のソロ歌手たちがそれぞれに各自の持ち味を発揮していてバランスの取れた素晴らしい出来だった。 Anna Netrebko は本舞台で聴いても、格段に前より良くなっている。最高音が少し乱れた部分もあったけれど中音行きから高音にかけての音色が素晴らしい。これからまだまだ延びていくような気がする。わたしの個人的な好みだが、今日彼女以上に素晴らしかったのがテノールのGiuseppe Gipali 。この人が歌うヴェルディの他の役も聴いてみたい。Paolo Gavanelli はやはり調子が悪いようだったが、そこは彼の長いキャリアと確かな技巧とでうまくカバーしていて観客にはおそらく調子の悪さを感じさせなかったろう。

その観客だが、どうも半分眠っているんじゃなかろうかと思うような鈍い反応で「ったく、なんという観客じゃ!」といらだたしさを感じた。ジルダとリゴレットの素敵な二重唱のあとに当然掛かるかと思ったブラボーの声もなく、義務でもあるかのような拍手しか来なくて、あれじゃ歌手が可哀相。今日はわたしの出番のあとも楽屋に戻ることなく、舞台の袖でずっと聴いていた。あと2回の公演も楽しみ。(^_^)

それから、帰宅して歩数計を観て驚いた。夕方、劇場へも Rosenheimerplatz から歩いたのだが、なんと2万歩を超えている (21304歩)。これは今年の一月から始めた歩数測定の最高記録ではないかと思う。さすがに足が少し痛い。(-_-;) 

Posted: 2005年10月30日 (日) at 16:23 




1年前の今日は? 2年前の今日は?