2回目の「リゴレット」 


晴れのち曇り / 外気温14度
7時30分起床。朝は霧が深い天気だったけれど、9時頃からそれも消えて太陽が照る良い天気になった。今日はカローラがインスブルックから戻ってくる。昨夜は Königskinder の公演があったけれど、気分としては2日連休という感じだったので、新鮮な感じで気分良く劇場へ向かった。 

今日も Rosenheimerplatz から劇場まで歩いたのだが、 Max-Weber-Platz から歩くよりも500歩ほど多いようだ。ただ二駅前で下車して歩くことになるので、劇場に着く時間はほぼ同じとなる。

10時からの音楽稽古は "Norma" と久しぶりの " Tristan und Isolde " を1時間。そのあと30分の休憩を入れて11時半から " Tristan und Isolde " の舞台稽古。このオペラは合唱の出番が少ないので楽な仕事となる。加えて、このオペラは男声合唱だけなので女声合唱はもっと喜んでいるだろう。帰宅途中で電気店の "Conrad" に立ち寄りプリンターのインクとその他に細々した物を買って帰る。

いったん家に戻ってからビールを買いに行く。しばらくアルコール抜きの Weissbier を試してみたのだが、やはりおいしくない。明日は東京からの友人も来ることだし、彼も Weissbier が好きなので1ケース買って帰り数本を冷蔵庫の中に入れた。そのあとはメールを書いたり、新しいBlogの Thingamablog をいじったりして過ごす。

17時45分頃に家を出て劇場へ。今夜は二回目の「リゴレット」。今夜は Anna Netrebko がキャンセルしたので、この演出の Premiere で歌った Diana Damrau がジルダを歌った。 Anna Netrebko と較べると明らかに声の質が違って、Damrau はコロラトゥーラ・ソプラノに近い声質。だからジルダの有名なアリアは彼女の方が聴いていてピッタリとくる。今夜は随分と長い拍手が続いた。彼女は Premiereの前に6週間の間舞台稽古を積んでいるので舞台上の動きも堂に入っていて不自然な感じは全くなかった。観客の拍手も今日は第一回目と較べると格段に素晴らしかった。これは Anna Netrebko 目当てで切符を買った人達の不満が良い意味で解消された気持も入っているような気がする。

テノールの Giuseppe Gipali は今日も快調で先日よりも安定していたし、Paolo Gavanelli も体調が少し戻ったのか、今夜の方が良かった。次回は明後日(4日)だが、劇場のホームページには Anna Netrebko の名前がクレジットされている。もしかすると明後日は彼女が歌うのかもしれない。22時半頃の帰宅。 

Posted: 2005年11月02日 (水) at 23:28 




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