" Manon Lescaut " の一回目 


曇り / 外気温6度
8時起床。今日は日曜日。いつもより少し遅い8時頃の起床。先週は仕事も忙しかったので疲れたのだろう、ブリギッテはこの時間はまだ眠りから覚めない。わたしは一人で起きだして、昨夜寝る前に食器洗い器に入れておいた物が洗い上がっていたのでそれをとりだして整理。それから食器洗い器ではちょっと心配なワイングラスなどを手で洗った。9時頃にブリギッテとカローラが起きだしてくる。全員揃ったところでゆっくりとした朝食。 

朝食のあとで、昨夜遅くなったために書けなかった日記を書いてアップする。ブリギッテは恒例の Weihnachtsbrief を書き始める。カローラは友達が来て一緒にクリスマス用のクッキーを焼いていた。来客のためにではあるが、掃除をしてきちんと片づけた住まいにブリギッテは自分でも満足そう。いつもこういう状態で保てると良いんだけど、と彼女は言うが生活しているのだからそうはいかないだろう。(^_^;)

今日は朝から妙に暖かい気候で外気温も6度を指している。先週は寒い日が続いたのでちょっと戸惑いがち。午後、クッキーとコーヒーで2回目のAdvent(待降節)を迎えた。そのあとブリギッテはソファに寝ころんで本を読み出したので、わたしはベッドに入り1時間ほど昼寝をする。日曜日のゆったりした午後の昼寝というのはまことに気持がよい。(^_^)

夕方、5時過ぎに昨夜の残り物で簡単な夕食をとり、わたしは劇場へ。今夜は " Manon Lescaut " でこの演出もあと一回(水曜日)で打ち切りとなる。2001年の新演出だったから寿命の短い部類に入る。これは Andreas Homoki 氏の演出だが彼の演出したものはミュンヘンでは総じて短命である。どういう基準を持ってその演出を続けるか打ち切るか決めるのかは分からないけれど、ミュンヘンの聴衆には彼の演出があまり好意を持って受け入れられていないということなのだろう。かと思えば Otto Schenk 氏の演出したLa Bohème の様に30年もの間お客を惹きつけているオペラもあったりする。

今夜も一番多くブラボーが掛かったのは皮肉なことにカーテンが閉まった状態で演奏された間奏曲に対してだった。(^_^;) 今夜のソリスト陣(Robert Dean Smith / Norma Fantini) もかなり良いと思ったのだが難しいものだと思う。オーケストラの響きがかなり分厚いからそれを乗り越えて観客席に声を響かせなくてはならない歌手たちも大変だ。終演後、歩数を稼ぐために途中の駅から歩いてきたので、23時少し前の帰宅。 

Posted: 2005年12月04日 (日) at 23:28 




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