ゆったりと休日 


曇り時々雪 / 外気温4度
7時20分起床。今日は合唱団の休日。 "Norma" のGPも済んだのでなんとなくゆったりとした心持ちがする。お昼ご飯は昨日と一昨日の残り物があるので料理する必要もない。午後２時過ぎにカローラと彼女が付いているフルートの先生と待ち合わせてカローラの新しい楽器を選びに出掛ける。 

午前中は合唱団の統計の修正に取りかかる。大したことではないが、日本での引っ越し公演時の「ニュルンベルクの名歌手たち」の記載漏れがあったのでそれを片づける。そのあとは久し振りに居間のステレオを楽しむ。ずいぶんご無沙汰をしていたような気がするがクリスマスから新年に掛けてはスピーカーのある場所がクリスマスツリーに占領されていたから仕方がない。(^_^;)　今日はボサノバのCDと、ギター、パーカッションのLPを自分に納得のいく音量で楽しんだ。飼っているセキセイインコがビックリしたのか大きな声でさえずりだしたのには参った。

午後１時頃に一人で一昨日の残りのグーラッシュを平らげて家を出る。行く先は日本人のUさんが経営するフルート工房。そこでいちおう候補に挙がっていたフルートを試奏させて貰うことになっていた。候補に挙がっていたのは３種類ほどあったのだが、結局 MURAMATSU とSANKYO の二つが残った。

どちらにしようかと迷っていたら、Nationaltheaterのソロフルーティストの一人が偶然に店を訪れたので、彼にも試奏して貰って意見を聞いてみた。そうしたらなんと、彼が店を立ち去った10分くらい後に今度はバイエルン交響楽団のソロフルーティストが彼の楽器の修理に店に入ってきた。彼にも試奏して貰い意見を聞く。(^_^)　全くの偶然なのだが彼らは２人ともフランス人である。２人の試奏を聴いていて思ったのは音楽家というよりは職人というイメージを受けたこと。とにかく出てくる音も野太くがっしりとしていているが、なによりも楽器を構えた型がビシッと決まる。楽器がいかにも「道具」という感じになる。プロフェッショナルである。

カローラは結局一つに絞りきれず、土曜日までに結論を出すことにして今日は引き上げてきた。彼女の迷いも分かるような気がする。じっくりと選んだ方が良いだろう。

帰宅後、夕ご飯の支度に取りかかる。買ってきてあった豆腐が悪くなってしまうので、揚げ出し豆腐風なものを作った。要するに豆腐を1cmほどの厚さに切って水気を切り塩・コショウをし片栗粉をまぶしておく。フライパンに油をひたひたに入れて熱しそこに豆腐を入れキツネ色になるまで焼く。それを皿に取っておいて上から醤油、ミリン、砂糖、日本酒で作ったタレを掛けて食べるだけ。みそ汁はネギと大根。それに貰い物の「練りウニ」の瓶詰め、「梅干し」という簡単な夕食だった。折から帰宅したブリギッテと２人で夕食を済ませたあとは久し振りにテレビの前に座り８時からのニュース (Tagesshau) のあと引き続いてドラマ「銀婚式」(Silberhochzeit) を見る。このドラマは俳優たちもうまかったせいかなかなか楽しめた。ドラマを見ながらブランディーをチビリチビリとやっていたらいい心持ちになってきて今夜は早寝。(^_^) 

Posted: 2006年01月18日 (水) at 22:34 




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