"Mozart Festwoche" 始まる。 


曇り / 外気温マイナス3度
7時起床。今朝8時頃の気温もマイナス12度で相変わらずの寒さが続いている。今日はモーツァルト生誕250周年ということで、劇場の方は今日から "Mozart Festwoche" に入り、約2週間にわたり彼の作曲したオペラが連続上演される。今夜はその皮切りで "Die Entführung aus dem Serail" 。16時半から子供のための解説 (Kindereinführung) があり、引き続きそのあとオペラ鑑賞ということらしい。 

今日は11時から14時までの "Der fliegende Holländer" 舞台稽古。昨日に続いて第3幕のオランダ人水夫とノルウェー人水夫、それに女性たちが絡んでくる場面。前の演出ではオランダ人水夫(幽霊)が彼らの歌唱と共に舞台に現れるのだったが、今回の演出は最初から舞台に出ている設定になっている。想像していたよりは不自然には感じなかった。

それが終わってからマックのお店 GRAVIS へ。昨日、同僚の女性からコンピューター購入の相談を持ちかけられていて、とにかく現物を見ようということで連れて行ったもの。彼女は、これまでコンピューターとはまったく無縁だったが、遅ればせながら始めてみたいと言う。彼女のやりたいことは
1. Emailの交換
2. Internet で飛行機の切符を予約したりしたい。
3.写真やグラフィックを取り込んだり、それを加工したい。
4.音楽も取り込んでCDに焼いたりしたい。
とごくオーソドックスな願望で、別にウィンドウズマシンでもいいのだけれど他の同僚に意見を求めたところマックを薦められたそうである。出来るだけ家の中で目立たない機種が欲しいというので、それなら多分 iBook か PowerBook になるだろうと思いながら GRAVIS へ向かった。iBook から見ていっていろいろと説明したのだが、iMac を見たあとはそれが気に入ってしまったようだ。あとは彼女の予算の都合で決めることになるだろう。実を言うとわたしもiMac(20インチ)が欲しくなってしまった。(^_^;)

それが1時間ほどかかって帰宅したのは午後3時過ぎ。少し遅れてカローラも帰宅。今日は数学の試験があったそうで、まあまあの出来だったらしい。大急ぎで遅い昼食を食べたあと、彼女は劇場へ。彼女のクラスの先生が企画したらしいが、上に書いた Kindereinführung に参加してそのあと今夜の公演「後宮よりの誘拐」( "Die Entführung aus dem Serail" )を観るという。どういう便宜があるのか、これに払ったお金は驚くほど少なくてどこかから助成金が出ているに違いない。これもやはりバイエルン州文化政策の一環かなと思う。最近はNationaltheaterも子供たちの為の企画が多くなっていて次世代の聴衆を育成することに力を注いでいるのが目立っている。劇場運営に携わっている人達も将来の聴衆動員に関しては危機感を持ってきているのだろう。

わたしは今夜の公演は非番なので、夕方からのブリギッテの買い物に付き合う。例によって地下鉄の駅で彼女をピックアップして ALDI とEDEKA へ。金曜日の夕方とあって ALDI の方はかなり混んでいた。 

Posted: 2006年01月27日 (金) at 22:47 




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