久し振りに小雨 


小雨 / 外気温7度
7時20分起床。3回連続して歌った Mozart の C-Moll Messe のあとは心のどこかに一段落付いたという気分的な疲れがあった。しかし、いつもオペラの仕事をしていて、たまに演奏会という「特別な」機会があるのは良いアクセントになる。オーケストラピットで演奏しているのと舞台に上がっての演奏にはかなりの落差があるはずだから。劇場のオーケストラが定期的に Akademiekonzert を持っているのはそういう意味もあって、とても良いことなのだろう。 

今朝は11時からの音楽稽古が1時間。内容は、日曜日から来る「カルメン」だけ。しばらくやっていないのでちょっと新鮮。今週は Ver.di のストライキが続行中なので舞台が組めないから、日曜日の公演はどうやら演奏会形式になる可能性が高いようだ。

一日中かすかな小雨が降り続く日だったが、今朝は Rosenheimerplatz を往復した。気温は朝から4度ぐらいあってこれまでの日々に較べればとても暖かく感じる。昨夜の演奏会が終わってホッとしたのかわれわれのグループは4人が欠席。皆わたしよりは若い同僚たちなのだが「どうもな〜」と思ってしまう。本当のことを言えば、わたしもどこか疲れていて出来れば今日は一日ボンヤリしていたいような気がしないでもない。

帰宅する路面電車の中で、これも下校中のカローラと一緒になった。普通の父と娘だったらこんな時間に一緒の電車に乗り合わせて会話を交わすということはないはずで、こんな時には自分の職業にありがたみを感じる。家に着いてからわたしはすぐにベッドに入り1時間の午睡を取った。カローラに起こされて1人で食事。コーヒーを煎れて飲んだあと Blog に付けていただいたコメントに返事を書く。

夕方5時過ぎにまた劇場へ。相変わらずの小雨だが、構わず歩いた。6時から30分間、合唱練習室に指揮者の Adam Fischer 氏が来てピアノ伴奏で "Der fliegende Holländer" の合唱部分をさらう。30分の休憩を挟んで今度は Bruno WalterSaal でオーケストラとの合わせ。このオペラはけっこう大きな編成でかなりの大音量。オーケストラ奏者の中の数人からも「音量が大きすぎて耳が痛くなる!」と苦情が出ていた。こんな音量をしょっちゅう側で聞いていたら、オーケストラ奏者に難聴の人が多いというのも肯ける。

われわれは8時に終了。ソリスト陣との合わせはそのあとも続くようだった。数日ぶりにカローラをまじえて普通の時間に夕食を取れ、おまけに明日は合唱の休日なのでゆったり。 

Posted: 2006年02月15日 (水) at 22:36 




1年前の今日は? 2年前の今日は?