Aschermittwoch 


降ったり止んだりの雪 / 外気温マイナス3度
7時20分起床。今日は Aschermittwoch (灰の水曜日)ということで、キリスト教徒は今日から約6週間の断食(と言うほど大げさなものではないのだが)が始まる。 

わたしの廻りの同僚たちを見ていると今日から6週間の間アルコールを断つ、というのが数人いる。大層なことをするようだが、わたしから見れば彼たちは普段から少し飲み過ぎているので、それで少しは帳尻が合うといったところ。(^_^;)

今日は午前と夕方の2度の音楽稽古があった。内容はもちろん "Moses und Aron" 。最後まで通してみると、テキストそのものの量はそれほど多くはないがとにかく暗譜が難しそうだ。

朝8時頃にはかなり激しく雪が降っていて、どうなることかと思ったけれど、わたしが出掛ける10時半頃になるとそれも止んで太陽が出始めた。しかし、午後になるとまた一転して空が暗くなり横殴りの雪となったが、夕方になるとまた晴れるという妙なお天気の一日だった。これもまた、春の訪れのかすかな前兆かも知れない。不規則な天候にもかかわらず今日はキッチリと歩くことが出来て満足。

午後3時頃に遅い昼食を1人でとったあと、ソファの上で40分ぐらいの仮眠を取る。昨日は、結構な力仕事をしたので身体の節々がギシギシ言っている。昨夜感じた腰の痛みはどうやら納まったようで一安心。夕方の練習から戻ってからブリギッテと2人だけの夕食。

そのあと彼女はアンナの部屋の壁塗りを始める。わたしがそれをやったら明日は満足に働けなくなることが予想されるので、彼女に任せる。わたしも不要になった揺り椅子を解体してゴミ箱に捨てたりして少しは手伝うが、彼女1人に壁塗りをさせて内心負い目に感じていることは確か。彼女が作業をしている間は心中落ち着かないものがある。
 

Posted: 2006年03月01日 (水) at 23:55 




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