"Der fliegende Holländer" の4回目 


曇りのち雪 / 外気温3度
7時45分起床。朝8時頃の外気温はマイナス10度もあったのだが、昼過ぎには3度まで上昇。しかし夕方からまた激しい雪になり気温は0度まで下がった。今日はカローラの調子が悪くなった。ブリギッテから感染したのかも知れない。わたしも注意しなくては。 

ブリギッテはまだ微熱があったようだが、会社へ出て行った。登校前のカローラもどことなく元気がない。気がすすまないのかな、と思っていたがどうやらブリギッテの 胃腸障害ヴィールス(Magenvirus )が感染したようだ。しかしこの時点ではまだそれに気がつかない。

わたしは11時半からの音楽稽古だったので10時20分過ぎに家を出る。まだ路面電車のダイヤがメチャクチャなので少し余裕を持って家を出なくては不安である。幸いにも遅刻はしないで劇場に到着。ブリギッテの職場に一度電話を入れてみるが、元気そうな声で安心。13時に終了して帰宅の途につく。ブリギッテに頼まれていた買い物(バターとコーヒー)を済ませたあと、日本食品店 SUZUKI さんから借りていた文庫本2冊を返しに立ち寄る。今日は何も買わなかったのに、おいしい緑茶をご馳走になってしまった。(^_^;)

地下鉄はすでに正常に動いているけれど路面電車はまだまだのようで30分ほど待たなければならなかった。帰宅してから1人で昼食をとる。午後4時半頃にどうしたことか、ブリギッテとカローラが連れ立って帰宅。ブリギッテが路面電車を待っていたらカローラが停車場のゴミ箱に向かって吐いているのに出会ったという。どうやらブリギッテの胃腸障害ヴィールスが感染したらしい。ブリギッテもまだ本調子ではないので2人ともすぐに熱いお茶を飲んでベッドへ潜り込んだ。今のところわたしは元気でいるが手洗いの励行などをしてうつされないようにしなくては。

今夜は "Der fliegende Holländer" の4回目の公演がある。現在わたしのテノールのグループは2人ほど病欠者がいるので、今夜も、そして次回の12日もわたしはノルウェー人水夫役に回ることになる。かなり激しい雪の降る中を18時頃に家を出る。公演は4回目とあってちょっと中だるみの気味があったかも知れない。わたしは、毎回違う女性パートナーと組まなくてはいけないので面食らうことがある。今日も第三幕の飲めや歌えやの場面で急に「わたしを背中に乗せてグルグル回るのよ」と言われて慌てた。小柄な同僚で助かったが、もう少し若い女性であったらもっと楽しかったかも知れない。(^_^;)

終演後、外に出ると雪から雨に変わっていて、道はもうグチャグチャのツルツルで凄く歩きづらいことになっている。それに高い屋根の上から溶け出した雪がドサッと落ちてくるので、頭に直撃したりしては大変危険である。なるべく建物から離れて歩くようにして帰宅。帰宅するとわたしのベッドにカローラが寝ている。ブリギッテの説明では今夜4回ぐらい吐いたらしく、そのたびに起きてカローラの部屋まで行って世話をするのは大変だから隣りに寝かしたとのこと。彼女自身もまだ完全に回復したわけではないので、それが一番良いだろう。わたしは今夜はユリアが使っていた部屋で寝ることになる。 

Posted: 2006年03月08日 (水) at 17:44 




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