妻の誕生日 


曇りのち雪 / 外気温4度
7時起床。今年もまた、ブリギッテの誕生日が巡ってきた。今年はちょっと特別でちょうど切りの良い数字である。女性だから何歳だとはハッキリ書かないけれどこれをドイツではちょっと特別扱いしている。 

彼女は昨日から休暇を取っているので、今朝はわたしが少しだけ早起きして朝食の用意を調える。カローラも今日は少し早起き。用意した誕生日のロウソクに灯を灯しブリギッテを起こしに掛かる。そのあとはプレゼントの開封。そして朝食。

誕生日とあってお祝いの電話が朝からひっきりなしに掛かってくる。わたしは10時から音楽稽古があるのでいつも通りに出掛けた。ブリギッテは彼女の両親にブランチに招かれていて11時頃から出掛けたらしい。今日は昼食を作っていないので練習が終わった帰りに「庄屋」でラーメンセットを食べて帰宅する。今回はラーメンに餃子とご飯がセットになったもの。お腹が一杯になってしまって帰宅してから今日は午睡。

わたしは4時頃に目を覚ましたのだが、居間には彼女の両親、それにおじさんの家族がお祝いに見えていて賑やか。午後、インスブルックからユリアがバイロイトからアンナも帰省していてわが家は久し振りにフルメンバーとなった。わたしは1時間ばかり午後のお茶とケーキに付き合って夕方からの音楽稽古に出掛ける。8時に終了して帰宅。

わたしを除く家族とブリギッテの両親は夜、 Lach und schiessgeselschaft に出掛けていて留守。今日は一日に2回の練習があったために彼女と一緒に過ごしている時間が少なかったから、なんだか一日中後ろめたいような妙な気持だった。わたしもブリギッテの誕生日を祝う心は充分なのだが、お祝いに来てくれる親類、縁者の人達に付き合っているのが年毎に苦痛に感じるようになっている。もっと静かな祝い方はないものかと思うのだが、これもやはり育ってきた環境、文化の違いだろう。要は誕生日を迎えた本人にとって楽しい一日であったのならそれで良いわけだ。 

Posted: 2006年03月17日 (金) at 21:17 




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