"Götterdämmerung" の2回目 


曇り時々小雨 / 外気温13度
7時半起床。今日から夏時間で1時間損をしたような気になるのだけれど目覚めはどういうわけかいつもの時間と同じだった。曇ってはいても空気はもう春のもの。庭の地面を久し振りに見ていたらクロッカスがいつの間にか顔を覗かせていた 

ユリアはアンナを訪問して昨日バイロイトから戻ってきていたので今朝は4人での朝食。11時頃からゆっくりと食べ始めた。カローラのリクエストでベーコンをカリカリに炒めたあと、その油を使ってのスクランブルエッグ。

カローラは昨夜コンクールの結果を知ったときにはやはりガッカリしたようで沈んだ表情だったが、一夜明けて今朝はスッキリとした顔で「来年、もう一度挑戦する」とキッパリ。このコンクールには年齢制限があって来年が最後のチャンスであること、今回使った新しく購入した三響のフルートがまだ完全に身に(唇に)なじんでいなかったこと、今回伴奏してくれた友達には悪いけれど次は違う伴奏者でやってみたいこと、などを考えてのことらしい。これまで階段を上るように毎回少しずつ良い結果を出してきていたので、ここで終わるのは悔いが残るのだろう。わたしは彼女のそういう意思をとても貴重だと思うし素晴らしいと思う。それならと、昨日のエントリにVerdiano さんが付けてくれたコメント(演奏する順番が不幸にも一番最初だったこと)の件を説明したらなんだかホッとしたような笑顔が返ってきた。

朝食とも昼食ともつかない食事が終わると、その後はいつもの日曜日のようにゆったりとした空気が家庭内に流れる。ブリギッテはケーキを焼き始めて全員で3時頃にお茶となった。わたしは夕方の仕事までは自由時間なので、エントリを2つばかり書く。

5時近くなってからブリギッテは彼女の誕生日にわたしがプレゼントした栗原はるみさんの料理本ー"Harumis japanische Küche"(ドイツ語版)を見て豚肉料理と茄子を使った料理を作り出した。この本は彼女も気に入ってくれたようだ。(^_^) わたしは仕事があるので満腹にはならないようにセーブして食べる。

今夜は2回目(このシリーズ最後)の "Götterdämmerung" 。われわれの出番は破綻なく進んだが、ソリスト陣も今日の方がはるかに前回よりは充実していた。9時少し過ぎに解放される。帰途は春の香のかすかに感じられる夜気の中をテクテクと歩いた。今日は1回の劇場通いだったけれどそのおかげで歩数もいつも通りに一万歩を超えて満足。帰宅してからまたゆっくりと夕食を食べ直す。夜9時半頃の気温はまだ11度ぐらいあった。 

Posted: 2006年03月26日 (日) at 16:52 




1年前の今日は? 2年前の今日は?