あっと言う間に3月が過ぎ去る。 


曇り時々晴れ / 外気温16度
7時半起床。気温はけっこう高かったけれど恐ろしく風の強い日だった。イザール河の上に架かる橋を渡るときには川風に帽子を飛ばされないように押さえていた。午後から半日休暇を取ったので仕事は午前中だけ。 

午前中の音楽稽古はもちろん "Moses und Aron" なのだけれど今日はいつもと違うピアノ弾きが来て、オーケストラを思わせるような厚い響きで弾いてくれたので面白かった。時には目先が変わるのもいいもの。オーケストラを思わせるようなピアノ伴奏という点ではサヴァリッシュ氏が凄かったことを思い出す。今はどうしていらっしゃるのだろうか。お元気ならいいのだけれど。
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帰路はいつもと違って Max-Weber-Platz への道を歩いてみた。想像していたとおりに歩道の脇にはたくさんのクロッカスが花を咲かせていて「春ふたたび」という思いがこみ上げてくる。今日は風が強かったのでちょっとけなげな感じがしたが、晴れた風のない日だったらもっと輝いて見えたかもしれない。

帰宅するとカローラも学校から戻ってきていた。ベルリオーズの「幻想交響曲」を居間で聴いているので、なんで?と思ったら、これが多分次の演奏会のプログラムになるかもしれないらしい。結構大変な曲をやるもんだと感心する。そのあと久し振りに2人で昼食をとる。Leberkäse と目玉焼き2個、それにドイツ風ジャガイモサラダという献立。Leberkäse はカローラがこんがりと焼き、わたしが目玉焼きを受け持った。

そのあとカローラは外出。わたしはレンタカーを受け取りに家を出る。明日早朝はバイロイトに向かって走り、アンナの引っ越し荷物を積んでまた München に戻ってくる計画で、明晩の仕事は休暇を取ってある。
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借りたのは Mercedes-Benz の Sprinter という小さなワゴン。これはトラックのようなものだが普通免許で運転できる。こういう車種は運転したことがないので始めはドキドキ。鍵を受け取ってエンジンを掛け、さあ、走ろうと思ったがどうしたことがバックにギヤが入らない。何度やっても駄目なのでもう一度車を降りて係員に操作法を聞いて納得。ちょっと恥ずかしかった。(^_^;) ギヤ(特にバック)は各社で操作法が違うので戸惑ってしまう。むかし借りたことがある知人の BMW のバックはギヤをいったん押し込んでから操作するのだった。いったん動いてしまうとなかなか運転しやすい車だというのが分かった。帰宅して家の近くの路上に駐車して明日こちらから積んでいくものを荷台に詰め込んでホット一息。

夕方、ブリギッテが疲れ切った様子で帰宅。特別なことをしたわけではないそうだが疲れたらしい。そういう日はわたしにもたまにある。それでも一休みしたら元気が出たようで、また、栗原はるみさんの料理本を見ながら「鶏肉の胡麻ソース和え」と「ジャガイモサラダ」を作った。この本は本当に気に入ったみたいだ。(^_^) カローラは外出からまだ帰宅していないので2人での食事となった。明日は出来れば早朝6時頃に出発したいので今夜は早寝。 

Posted: 2006年03月31日 (金) at 18:11 




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