また雪が 


雪、のち曇り/ 外気温3度
7時50分起床。今日は夜中に起きることもなく朝まで通して眠れた。やはり気持がよい。わたしが目を覚ますとブリギッテは Hausmeister (アパートの管理人)の雪掻きの音に目を覚まされてしまった、とぼやいている。エ〜ッ、まさか?と思ってカーテンを開けてみたら外は一面の雪。ガクッ。今年は特別かもしれないが数えてみると München は一年のうち半年は冬ということになる。(11月〜4月) 

ブリギッテは溜まっていた残業解消のために今日一日休暇を取った。庭仕事をするつもりで予定を立てており、植えたい花なども買ってきて準備していたのにと、機嫌が良くない。わたしは今日、また2回の "Moses und Aron" 練習。バレエ週間 (Ballettwoche) で一週間の休みがあるのだが、その前にあと3回の練習が入っている。
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家を出るときには湿った雪がけっこう降っていたが Rosenheimerplatz から劇場までを歩く。帰り道も同じ経路を歩いた。


今日は "Moses und Aron" を一度通したあと休憩になって、そのあと Tosca の練習で来シーズンから空席になる副合唱指揮者のオーディション (Vordirigat)に付き合わされた。今回はかなり年配の男性で技術的なことはまったく問題がない。絶対音感も持っているようである。これはわたしにとっては嬉しいこと。わたしたち合唱団員も意見は言うけれど最終的に決めるのは劇場の内部機構になるのでどうなることやら。これまでにもう4,5人の候補がオーディションを受けている。

帰宅時には雪が細かな雨に変わっていた。ブリギッテはどうやら彼女のお母さんと買い物に出かけたらしく帰宅すると家の中は誰もいない。少し疲れたので一時間ほど午睡を取る。眼が覚めてしばらくするとブリギッテとユリアが帰ってきた。そのあとこんどはカローラの帰宅。ここ数日は下級生たちの合宿に料理番として参加していたそうだ。末っ子の彼女の意外な一面を見る思い。アンナもまじえた久し振りに5人での賑やかな遅い昼食。わたしはそのあとまた劇場へ。

一時間休憩無しで "Moses und Aron" を通して6時半に解放される。帰途、Konrad に立ち寄りテレビのアナログ→デジタル・デコーダを購入(59€)。わが家はケーブルテレビを契約しているのだが、カローラの部屋だけはその出口がない。屋外アンテナの出口は前から備わっている。居間から長々とアンテナケーブルを引っ張るのも大変だし、そうするとアンテナ線が太いので部屋の扉が閉まらなくなる。それでデコーダーを買ってきた。取り付けは別に難しいことはなくて作業も短時間で終了。一番経済的なのは衛星放送を受信することなのだが、パラボラアンテナの設置場所とか、アンテナ線の屋内引き込みなどはわたしにはちょっと荷が重すぎる。

劇場からの帰りに路面電車に乗ったのだが、Silberhornstr. を出たところで乗用車と接触事故。乗用車はエンジンルームが大破状態。仕方なくそこから歩いてユリアに迎えに来て貰った。こういうときは娘たちが免許証を持っていると心強い。(^_^) 夕食のあとブリギッテとユリア、カローラは映画を見に出掛けていった。まあ、本当にエネルギッシュだこと。わたしも誘われたが謹んで遠慮させて貰った。(^_^;) 

Posted: 2006年04月11日 (火) at 22:19 




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