快晴だが風の強い一日 


快晴 / 外気温22度
7時起床。昨夜もよく眠れてどうやら花粉症の長いトンネルから今年も抜け出たようだ。朝、目が覚めて寝室のシャッターから強い光が漏れているのを見るのは、今日の一日を祝福されているようで嬉しいもの。反対に天気が悪いと「用心しなくては」という気になる。 

今日も午前中は "Moses und Aron" の舞台稽古。そして夕方からは明日の夜にある "La Forza del Destino" （運命の力）ーコンサート形式ーのための練習と2度の劇場通いだった。

午前中の舞台稽古は "Moses und Aron" の第一幕。最初から通して2度行ったので大分身体になじんできた。今日は写真家が入って稽古風景などをカメラに納めていたが、そのためのかなりまぶしい照明が時折り目に痛かった。インテンダントのSir.Peterもちょっとの間だったけれど舞台稽古をのぞきに来て、満足そうに帰って行った。彼も現在はストライキのせいで公演が中止になったりコンサート形式になったりと大変なときだから、練習の進み具合が心配になったのかもしれない。それとも息抜きだったか。(^_^;)　13時に終了。

帰り道もまた Rosenheimerplatz まで歩いてそこから路面電車に乗ったが、電車の中では吸い込まれるような睡魔に襲われた。帰宅してみるとカローラが既に学校から戻っていて１人で昼食を食べている。わたしは彼女に断ってベッドへ直通。一時間ほどグッスリと眠ってやっと元気を取り戻す。午後３時過ぎに目を覚ましてから１人で昼食をとりコーヒーを飲むともう夕方の練習に出掛ける時間。

音楽練習の内容は明晩の「運命の力」だけ。楽譜を持って舞台に出るか、それとも暗譜でやるかちょっとした議論があったが、確実性を取って楽譜を持って歌うことに決定。わたしもこの決定が正しいと思う。一時間の練習が終わったあとは25日にあるアルバイトの音楽稽古。それが終わってから帰宅の途につく。

今日は快晴ではあったが一日中風の強い日で薄い上着は離せなかった。日陰に入ったりすると、ちょっと秋を感じさせるような気候。今日は今まで一度も歩いたことのない道を選んで Rosenheimerplatz まで歩いてみた。イザール河の近辺は緑もすっかり濃くなっていて、ヘエ、こんな道もあったんだと新鮮な気持ち。午後８時少し前の帰宅。 

Posted: 2006年05月19日 (金) at 21:55 




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