"Roberto Devereux" の3回目 


快晴 / 外気温29度
7時起床。たった4日休んだだけだが、久しぶりの感じがする劇場。相変わらずの好天気で午後にはわが家で29度ほどにも気温が上がり街の中は多分30度を超えていたのではないだろうか。路面電車にはもちろん冷房などついていないから、ムワッとする熱気が不快に感じた。こんなことは一年に数日しかない。反対にこういう日は地下鉄はヒヤッとして快適。 

10時半から音楽稽古。今日は "Fidelio" の練習で明日の夜がこのシリーズの第一回目となる。音楽稽古のあとは Rennertsaal でオーケストラ付きの立ち稽古。ソリスト陣も一緒だったがやはり本舞台の練習とはいろいろな点で違いがある。指揮は Zubin Mehta 。それが13時半に終了して帰宅の途につく。

一歩劇場の外へ出るとムワッとする暑さ。おそらく今年一番の暑さだと思われる。帰宅して簡単な昼食をとったあと、一時間ほど仮眠をとる。今日のような天気だと昼寝をするのは勿体ないのだが身体の疲れには勝てない。昼寝から覚めるともう16時。17時45分には家を出た。 Rosenheimerplatz から歩き始めたが途中の Hilton Hotel の前は警察の車でビッシリ。どうやらワールドカップでサウジアラビア・チームがこ
のホテルに泊まるらしい。

夜は3回目の"Roberto Devereux" 。Sara 役の Jeanne Piland が喉の調子が悪ということで、他のソプラノが舞台の袖で歌い彼女は演技だけをするという形になった。今夜は先日わが家を訪れてくれた新婚のカップルが観に来ていたのでそれが少し残念だったが、こういう事は滅多にないので、考えようによっては得難い体験をしたと言えるかもしれない。とにかく、主役の Edita Gruberova が今夜も素晴らしい出来だったのでそれはそんなに大きな問題ではない。

終演後楽屋口で待ち合わせて、わたしがよく行くバイエルン料理店へ。そこで Weißbier とニュルンベルグ・ソーセージを食べながら一時間ほどいろいろとお話をする。昨日のノイシュヴァンシュタイン城見学も問題なく楽しめたようなので何より。天気予報によると明後日から天候が崩れるようなので彼たちはちょうど良いときに München を訪れたことになる。(^_^) 午前0時の帰宅。 

Posted: 2006年06月13日 (火) at 00:38 




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