"Fidelio" の一回目 


快晴 / 外気温33度
7時40分起床。今日は祝日である。天気予報では今日から崩れるということだったがそんな予報はどこ吹く風とばかりに今日も素晴らしい天気。午後2時の気温は33度まで上昇。夜は久し振りにフィデリオ (Fidelio) の公演がある。こんな素晴らしい日には昨日のように夕方からビールを、そしてワインを楽しみたいものだと思うが、そんなことを言ったらどこからか石が飛んできそうである。(^_^;) 

祝日の今日も朝食は10時過ぎからで、ブリギッテの希望でテラスで取ることになった。台所とテラスの間を行ったり来たりしなくてはならないので、面倒くさがり屋のわたしとしては余り乗り気ではないのだが、「今日のようなお天気にテラスで食事をしないでいつするんですか?」とブリギッテに言われればそれもそうだと思う。

今日はトマトをきざんでオリーブ油で炒めたものにとろけるチーズを混ぜて卵でくるんでみた。今の時期、トマトは熟れていて自然の甘みが舌に快く、口に入れると幸せな気分になる。ゆっくりと食事をしたあとはアイロン掛け。

今日のアイロン掛けはちょっと意識的にブリギッテの在宅を狙ってやってみた。いつかはやらなければいけないことなので、今日やっておけば1人の時にその時間を自分の好きなことに使える。それと、たまには家事仕事をしているというところを見せておくのも今後のために悪くない。一石二鳥である。(^_^;) それも済んで午後からはわたしもテラスに座って本を読んだり、お茶を飲みながらエントリを書いたりして楽しむ。しかし、暑い!昨日よりは少し湿気も多いような気がする。

夕方になって、ブリギッテとカローラは海苔巻き寿司を作り始めた。わたしは夜は仕事だし、ブリギッテは彼女の両親と Lach und schiess Gesellschaft 劇場へ行くのでカローラは1人になる。それが少し負い目になっていたらしく、せめてお寿司でも作っていってあげましょうということらしい。見ていると2人ともかなり手際よく作っていて、最近も何度か作っている様子が伺えた。できたあとわたしも一緒に食べてからブリギッテと一緒に家を出る。

夜の公演 "Fidelio" はかなり充実した配役で観客も満足そうな手応えが感じられた。今夜は「レオノーレ序曲」に久し振りの”床鳴らし” が出た。この曲、誰が振っても盛大な拍手が来るのだが、なんで「レオノーレ序曲」があんなに喜ばれるのか、わたしには少々不思議である。

今日は歩数が一万歩まで達していなかったので帰り道を数駅ぶん歩こうと思っていたらまたバッタリとブリギッテと彼女の両親に出会ってしまった。歩くのは諦めておとなしく一緒に路面電車で帰宅。 

Posted: 2006年06月15日 (木) at 00:17 




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