"Fidelio" の二回目(シリーズ最後)  


快晴 / 外気温33度
8時起床。日曜日の今日も一日中暑かった。夕方から一雨来るかと思っていたがそれは空振り。朝方からどうも胸騒ぎがしていて気をつけていたのだが、劇場で最後の出番で舞台に向かうときに階段で滑り危うく転げ落ちるところだった。幸い横にいた同僚にとっさにすがりついたおかげでそれは免れたが、両膝に鈍い痛みが残った。そのあと歩いた感じでは別に痛みは感じなかったが一晩寝て明日になってみないとまだなんとも言えない。腫れたりしないといいだけれど。 

いつもより約一時間遅い起床。昨夜は寝る前に少し食べ過ぎたのでお腹が全然空いていない。それでも10時から朝食を始める。今日はあっさりとベーコンを炒めたものにスクランブルエッグを添えた。カローラは今朝はオムレツでない方が良いなぁと思っていたとかで、彼女の希望通りのものが出てきて嬉しそう。

わたしとブリギッテは彼女の叔父さん宅のパーティに招かれていたので12時過ぎに出掛ける。今日は夕方6時からという早い時間に "Fidelio" があるし、ワールドカップで「日本ークロアチア」の試合があるから、叔父さんからの招待状が届いたときに、わたしは一緒に行くのを渋っていた。しかし12日のオーストラリア戦の日本チームの試合ぶりに落胆と怒りを感じてしまい、今日はその試合を見る気になれなかったから一緒に行くことを承諾。(^_^;)
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ブリギッテの叔父さんというのはわたしより10歳ほど年上の人で交際範囲の広い人らしく、今日も50人くらいの客が来ていた。午後の素晴らしい天気で日向では暑すぎるほど。残念ながらわたしは6時からの仕事があるのでアルコールは最初に Sekt を一杯だけ飲み、そのあとは水ばかり飲んでいた。本当は飲みたかったのだが、今日の気候でビールを飲んでいたら仕事に行くのが嫌になってしまいそう。(^_^;)

そこを4時少し前に辞去して帰宅。見ようと思えば後半戦の試合を見られたのだが、見れば期待して力が入ってしまうからテレビはつけなかった。それでも試合が終わった頃に結果はいかに?とテレビをつけてみたら0対0の引き分け。画面では昔 FC Köln の選手で、日本でも有名らしい Litbarski が解説をしているところだった。日本チームの絶対のチャンスだったシーンを流しながら「この場面は Stürmer(ゴールをする専門の人)だったら蹴り入れなくてはいけないし、普通の選手だったら確実にゴールしていますよ。しかし Yanagisawa は出来なかった」と半ば怒りを込めてコメントしていました。それを見てわたしは「ああ、またか」と思ってスイッチを切る。

5時に家を出て劇場へ。この時間でもまだまだ暑い。このオペラ、囚人の合唱の出番が終わるとわれわれは約一時間半の休憩になるのだが、その間にもときおり、ウォーという歓声が聞こえてくる。6時からの「ブラジル対オーストラリア」でブラジルがゴールをした時のものだということをあとから知った。試合は2−0でブラジルが順当に勝ったようだ。そのあと、上に書いたように階段から危うく滑り落ちそうになってグッとこらえた膝に鈍い疼痛が残る。

終演後にも様子を見ながら歩いてみたがどうやらそんなにひどい怪我ではないらしい。考えようだが、これも一年間良く歩き続けた賜かなとも思う。路面電車の駅を3駅ほど歩いて帰宅。明日になって膝が腫れるようなことの無いようにと、早速塗り薬をすり込んでおいた。 

Posted: 2006年06月18日 (日) at 23:41 




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