"Moses und Aron" の Hauptprobe(オーケストラ伴奏) 


快晴 / 外気温30度
7時10分起床。土曜日である。朝起きてみると外はうっすらと霧が掛かっている。これは日中、暑くなるなと予想していたとおりに快晴の天気となった。ただ、風があったためかそれほど息苦しいという感じはしなくて助かった。今日はいつものように朝9時に家を出て、帰宅したのは夕方の6時前だったので肉体的には疲れたのだが、今日からワールドカップのベスト16に残ったチームの試合が始まり、ドイツが2−0でスエーデンを下した試合を見たらその疲れも吹き飛んだ。(^_^;) 

9時過ぎに土曜出勤のブリギッテと一緒に家を出る。わたしは St.Michael 教会で行われる Paukenmesse の Generalprobe に出るため。本番は明日の日曜日である。教会の上の方にある、オルガンの据え付けてある場所というのは余り広くはないので、オーケストラと合唱が入るともうキチキチである。この曲は指揮をするメータ氏と何度もやっているので手慣れたものである。ソリスト陣も一流。

それが終わってから歩行者天国である Kaufingerstrasse に出ると、週末でもあるし今夕5時からミュンヘンで行われるドイツ対スエーデンの試合を控えて凄い人出。わたしはその人混みを避けて裏道を辿りながら劇場へ。この間、歩いても5分足らずの距離なのだが強い日射しにけっこう汗をかいた。14時からは "Moses und Aron" の Hauptprobe があるので、いったん家に帰る時間がない。それで久し振りに劇場のカンティーネで昼食をとった。

今日の Hauptprobe は予定では15時から始まることになっていたのだが、どうしても「ドイツ対スエーデン」の試合が見たいというオーケストラ楽団員、合唱団員の希望が受け入れられて一時間早く始まることになった。これで少なくとも休憩後の後半戦をテレビ観戦できることになり、平和なうちに Hauptprobe が進む。試合開始とほぼ同時刻の17時に練習は終わったのだが、サーッと潮の引くように同僚たちはいなくなってしまった。いや、その速いこと。(^_^;)

わたしも真っ直ぐ帰宅してテレビをつけてみると、まだ前半終了直前でその時点で2−0でドイツがリードしている。しばらくするうちに Starnbergersee に水浴に行っていたカローラとブリギッテが帰宅して、カローラと一緒のテレビ観戦になった。後半戦は余り見るべき所が無くて、キャプテンの Ballack が何本か惜しいシュートをしていたのが印象に残る。結局、そのままで試合終了し、ドイツはベスト8に勝ち進んだ。

今夕も素晴らしい天気なので久し振りにバーベキューをする。とはいってもごく簡単にソーセージとソースに漬けてあった豚肉。それに熟れたメロンと生野菜サラダ、バゲットという組み合わせ。食事をしている間に次の試合「アルゼンチン対メキシコ」が始まっている。後半戦からそれを見始めたが1−1のまま硬直状態で延長戦に入った。メキシコの動きもキビキビしていてなかなか強いのだが、最後は地力の差だろうか素晴らしいシュートを決められて2−1でアルゼンチンが勝利。これまでのアルゼンチンの試合を見ていて、このチームと対戦したらドイツも敵わないだろうなぁと思っていたのだが、今日のアルゼンチンを見ているとそうでもないような気になってきた。ドイツにとってはもちろん強敵には違いないが、今の上向きの状態、それに地元の利を考慮に入れると、勝つ可能性もあるような気がする。

テレビ観戦のあと、ブリギッテに散髪して貰ってサッパリ。ドイツも勝って、頭も軽くなり、気分よく就寝。 

Posted: 2006年06月24日 (土) at 00:27 




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