快晴、そして休日 


快晴 / 外気温32度
7時25分起床。朝方に何かハッキリした夢を見たような気がしたが起きてみると憶えていない。一番最初に頭に浮かんだのは「今日は休日」ということだった。(^_^;) 今日一日のやりたいことを予定していたので朝からそれをこなしていく。まずは散歩。 

ブリギッテを仕事に送り出してからユリアをたたき起こして、彼女がベッドを出たのを確認して散歩に出掛ける。彼女は黙って寝かせておくとお昼近くまで寝ていることがあって、この天気の良いときに実に勿体ないと思うのである。加えて、彼女は夏休み明けに大事な試験があって朝寝を楽しんでいられる身分ではない。

今日も午後は暑くなりそうだし、夕方からは時間が取れそうもないから、散歩するなら午前中しかない。朝9時前の空気はまだヒヤリとしていて気持がよいので、足がスイスイと前に進んでいく。1時間半ほどの速歩での散歩から帰宅して遅い朝食をとる。

そのあと数日前からブリギッテに頼まれていた仕事に取り掛かる。テラスの下にトマトの苗を植えた鉢が3つ並んでいるのだが、これがこのところグングンと生長して青い実を付け始めた。その実の重さで枝が垂れ下がってしまうので支える棒を作らなくてはならない。コンクリートで出来ている仕切りに穴を開けてそこにハーケンを打ち込むことにした。そのハーケンから各枝に紐を渡すということになる。

わたしはこういう仕事が大の苦手なのだが、中でもドリルを使って穴を開けるのが大嫌い。しかし、今回はやらなくてはならないので嫌々ながら始めた。コンクリートにハンマードリルで穴を開けるので結構大きな音が出る。というわけで、なんとか12時までには終わらないと近所迷惑になる。やり始めてから試行錯誤で結局6個の穴を開けることになったが最後の一個はドリルの刃先が熱で馬鹿になってしまって最後まで開けることが出来なかった。作業中は背中から太陽が照りつける。終わってみると汗ビッショリ。しかし出来はまあまあである。

一休みしてから次は料理。これだけ暑いと学校から戻ったカローラは余り食欲がない。こういう時にはなんといっても「冷やしうどん」とか「冷や麦」ということになるのだが、これだけだとお腹は一杯になっても若い身体にとっては栄養不足。そこで「鶏肉の竜田揚げ」を作ることにした。醤油、味醂、酒、砂糖をベースにした付け汁に30分ほど漬けておいた一口大の鶏肉に、片栗粉をまぶして170どの油でカラリと揚げる。これに大根おろしをたっぷり付け合わせれば、炎暑下のスタミナにはなるだろう。

冷蔵庫にあった大根の脇に大きな茄子を発見。竜田揚げを作ったあとの揚げ油が勿体ないので、ついでにカローラの好きな「茄子の揚げ煮」を作ることにした。これは作り慣れているので大した手間も掛からずに出来上がる。そうするうちにカローラが帰宅する時間になったのでうどんを茹ではじめて、彼女の帰宅にドンピシャリとタイミングが合う。(^_^)

ブリギッテは、わたしの休日に会わせて今日は早じまい。一緒に食料品の買い出しに行きたいというので5時に最寄りの駅まで迎えに出る。要するに運転手を勤めるわけである。あまり気が進まないが Weißbier の在庫も少なくなったことだしまあ、しょうがない。帰宅してから庭の草花に水をたっぷり与えたあと、テラスでの子供抜きの夕食。相変わらず素晴らしい夏の宵。 

Posted: 2006年07月13日 (木) at 21:35 




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