「ドン・カルロ」 


晴れ / 外気温30度
8時起床。また暑い日に逆戻り。8時半から早朝散歩に出掛ける。この時間だと暑くなく寒くなく非常に快適なので今日は終わってみると2時間が過ぎていた。雲の多い一日だったがときおり顔を覗かせる太陽の熱は強烈。さあ、明日一日を勤めると夏休み〜! 

散歩のときに、わたしよりも10歳くらい若いかなと思われる小柄な女性が、わたしを追い越してスイスイと先へ歩いていく。はて、背格好はわたしとあまり変わらないし、足の長さもそれほど違うとは思われないのにどうしてだろうと思って彼女の歩調に合わせてみたら若干わたしのテンポより速い。しばらくそのテンポで歩いてみたがわたしには少々速すぎるような気がしたのと、ストーカーと間違えられても困ると思ってまた普通のテンポに戻した。(^_^;) 日曜日の今日はさすがにジョッガーと自転車に乗った人が多い。

3輪の乳母車(とは言えないか)に1〜2歳の子供を乗せてそれを押しながらジョッギングしている若いお母さん、お父さんに3組ぐらい出会った。結構なスピードで車を押しながらジョッギングしている体力には感心する。おかしかったのは車の中の幼児たちがどれも眠りこけていたこと。親と子の対比がなんともユーモラスだった。

帰宅してからカローラと3人でテラスでの朝食。今日はやたらと Wespe(アシナガバチ) が多くて、ブリギッテとカローラがそれを怖がってせわしない。午後、例によって1時間の午睡をとる。目が覚めたあと、テラスで1人お茶を飲んでいたらテーブルクロスの端に止まっていた Wespe に気がつかずに触ったらしく、半ズボンをはいていてむき出しになっていた膝の上をチクリと指された。痛い!と思ったときにはもう遅い。間髪を入れずにカローラがタマネギを半分に切って刺された箇所にあててくれたので、激しい痛みはじきに納まった。それからあともずっとタマネギの切り口をあてていたので、腫れもせずなんとか我慢できそうである。気をつけていても毎年1回は刺されるなぁ。(-_-;)
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夜は18時から「ドン・カルロ」。夕方5時少し前に家を出る。このオペラにはいろいろな版があるようで、ミュンヘンのこの演出は「フォンテンブローの森」の場面がある。夕方6時を過ぎたばかりの今日はまだ充分に暑くて、この舞台衣装を付けた途端に汗だくになる。出番ギリギリまでそれを着けないでいて、呼び出しのアナウンスがあってから急いで着用して舞台に上がったが、それでも大変だった。

フィリッポ王を歌った Matti Salminen は昨夜に続く出番で大変だったろうがキッチリとこなしていた。わたしとしてはこの役はもう少し深々としたバスの声で歌って欲しいと思う。刷り込みにニコライ・ギャウロフがあるからだろう。女性陣ソリストは、大きな声ではあるけれどそれほど感心しなかった。22時45分の帰宅。 

Posted: 2006年07月30日 (日) at 16:22 




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