雪の休日 


一日中雪/外気温0度
8時起床。 

今日は朝からずっと雪が降っている。その雪もかなりのぼたん雪。どうせ降るなら、わたしは、サラサラとした雪が好き。右の写真で、ぼたん雪の感じがわかるでしょうか。こういう雪はあまりつもらないんですね。


ユリアが休み時間に食べるパン(Pausenbrot)を忘れていったので、それを届けに9時半に彼女の学校へ。そのあと、スーパーでちょっとした買い物をして帰宅。

ドイツの学校は、原則として午後1時頃には終わってしまいます。カローラは今15歳ですから、日本でいうと中学3年生でしょうか。彼女の帰宅時間は毎日13時20分です。彼女も休み時間に食べるパンを持って行きますが、帰宅時にはお腹をペコペコに空かしています。

ユリアは、明日が18歳の誕生日です。彼女の場合は来年がアビトゥーア(Abitur)-大学入学資格試験がありますので、その準備で今年から帰宅は15時を過ぎることが多くなりました。彼女はパンを二つ持って行きます。それをさっき、届けたところ。

アビトゥーア(Abitur)というのは、一応卒業試験なのですが、その点数によって、自分の希望の大学に行けたりいけなかったりします。これまでの例ですと、医学部に進みたい時には最高の点数をとっていないと難しいようです。点数が足りない時には、一年間待たなくてはならないこともあるようで(日本でいう浪人)、その間を利用して外国を旅行して歩いたり、アルバイトしたりすることも珍しくはありません。

カローラは、学校が終わってから、まっすぐフルートのレッスンに行ったようで、今日の昼食はわたし一人でした。一人だと残り物で済ましてしまえ、とばかりに、日曜日の料理を暖めて一人で食べました。食後は習慣で眠くなりますが、今日は、夜の仕事がないので、時間がもったいない気がして、そのまま起きていました。夕方から、カローラは明日のユリアの誕生日のためにケーキを焼き始めました。ユリアの希望で "Linzertorte" というケーキです。オーストリアのリンツ(Linz)という町にちなんだ名前なのでしょう。ケーキとかクッキーを焼くのはカローラのホビーの一つです。



【訂正】間違えました。カローラが作ったのはプリンツレゲンテン・トルテ(Prinzregententorte)でした。チョコレートをかぶった、もの凄く甘いケーキです。真ん中にユリアのイニシャルが入り、ロウソクは18本。今夜は冷蔵庫の中に入っています。


夕方から、わたしもカローラと一緒に台所に立って、夕飯作り。今日は「タマネギの入ったひき肉カツ」。メンチカツといった方がわかりやすいですね。
材料:牛のひき肉(あぶらのないところ)250グラム。タマネギ小1個(きざんでカップ1/2杯)。玉子1個。生パン粉。じゃがいも.いんげん(3人前)
作り方:
1.
ひき肉をボールにとります。ここにタマネギを、できるだけ細かいミジンにきざんで一緒に入れ、塩コショーして、練らないで切るようにして混ぜ合わせます。これを3つに分けます。
2.
次にカツの形に作って揚げます。まな板を湿らせ、分けたひき肉を一つずつ乗せて、手で押して平たくします。それを包丁かフライ返しで、そっくりすくってはひっくり返しまた伸ばし、します。何回かやって、手のひら一杯ぐらいの大きさに伸ばしたら、まわりは包丁で、きれいに形づけます。
これに粉を薄くまぶしてとき玉子、パン粉を付けますが、どうしても一枚肉より崩れやすいので、こわさないようにそっとやります。
揚げる時は、フライパンに肉が半分浸るぐらいのあぶらで両面をこんがりきつね色になるまで揚げます。途中でコロモがふくらんできたら、竹串をそっと刺して、空気を抜きます。
つけ合わせには、ゆでたじゃがいもとインゲンをさっとバタで炒めてみました。

今日は、たまたま店頭にあった「合い挽き肉」を買ってきてやったのですが、タマネギのやわらかさと、香りとがとても美味しかったです。白いご飯を付けたので、じゃがいもは抜きました。

カローラは夕食のあと、ケーキの最終仕上げに入っているようです。ユリアはソワソワし出しています。キッと、明日もらえるプレゼントへの期待からでしょう。(^_^)


 

Posted: 2004年01月20日 (火) at 12:38 




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