昨日以上の寒さ 


曇り / 外気温マイナス10度
7時10分起床。昨夜はブリギッテもユリアの Facharbeit (卒業論文のようなもの)のドイツ語の手直しを手伝って、就寝したのは2時近かったらしい。ユリアの専攻は数学と物理なのでブリギッテにもその内容は分からないが、ドイツ語の記述に間違いが多いということで手伝ったそうである。そうして今朝は6時半起きというのだから、そのスタミナには恐れ入るしかない。(^_^;) 

今日も昨日以上に寒い日だった。朝9時頃の気温はマイナス11.8度だった。お昼頃になっても気温はいっこうに上がらない。ユリアも滅多にない早起きをして、昨夜書き上げた仕事をコピー・ショップへ持っていって、そこで製本して貰ってから学校へ戻って提出したらしい。ご苦労さん。

わたしは10時から11時まで「Norma」の音楽稽古。このオペラの Premiereはなんと来年2006年の1月21日です。合唱にとってはそれほど難しい曲でもないのになんで今頃から始めなくてはならないのか、理解に苦しむところ。どうしてもというのなら、今シーズンの6月28日に Premiere の「運命の力」の方を始めるべきであるというのが大方の同僚の意見だった。今日の音楽稽古はもともと計画されてはいなかったもの。もともとは Rigoletto の舞台稽古が入っていたのだが、合唱の部分は大方出来上がってしまっているので、演出家が11時半からの後半の練習だけで充分だと言ったらしい。

男声合唱は現在 Billy Budd の公演が続いているし、その合間を縫って Rigoletto の舞台稽古が続いているのだからここは Norma の音楽稽古など入れずにわれわれを休養させるべきだった。加えてわたしのテノール・グループは現在13人中8人も病気で休んでいるので、なんのための練習かと、さすがのわたしも内心不満だった。こういう所業はドイツ語でBeschäftigungstherapie(作業療法=時間つぶし) と呼ばれていてもっとも嫌われるものです。合唱団の幹部(Vorstand) が練習の後、事務局の方にその旨を口頭で伝えたそうである。

11時半からの Rigoletto 舞台稽古は第2幕のマントヴァ公爵のアリアとリゴレットのアリアの部分を繰り返し、駄目押しをする。今日は、始めて Zubin Mehta 氏が練習場に現れ舞台稽古に参加。合唱の絡みは別に問題はないようだった。13時に終了し帰宅。

今日は銀行に立ち寄って預けてある書類を一旦持ち帰った。雪解けとまではいかないけれど、柔らかくなってちょっと歩き辛い道を辛抱強く歩く。身体がもうすっかり歩くことに慣れてしまっているのか、10分ほど続けて歩くと良い調子になってきて、イメージではあるがいかにも身体脂肪が燃焼しているような気がしてくる。帰宅してから遅い昼食を一人でとる。

その後、気になっていた義母のインターネット接続のために、わたしのPowerBookG4と設定済みの AirMac Express を持って出掛ける。もし義母のところの DSLモデムが正常に動作しているなら、 イーサネット・ケーブルでAirMac Express を繋ぎ、無線でわたしのPowerBookG4からインターネットに入れるはずと思ったのだ。しかし、やってみるとやはり繋がらない。どうもDSLモデムが働いていないようだ。まだリセットの時間が短すぎたのかと思い、電源コードなど全てのケーブルを抜いて、明日にでもつなぎ直すようにと義母にいって、今日はここまでで引き上げる。

今夜は、ブリギッテとカローラが演劇を観に、ユリアは論文提出のパーティがあって出掛けていった。今日の午後は合唱団は半日休日(公演はバレエ)なので、わたし一人でゆったりとした時間を楽しんでいる。(^_^)
 

Posted: 2005年01月28日 (金) at 22:46 




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