「 Fabian 台風」去る 


快晴に近い晴れ / 外気温30度
7時半起床。昨夜はカローラが友達のところへ出掛けて帰宅が遅くなったので心配して1時半時まで眠れなかった。普通ならそれほど心配しないのだが、彼女は自転車で出掛けたものだから、夜道がちょっと心配だなと思いだしたら眠れなくなった。隣ではブリギッテが寝息を立てている。こういう彼女がときどき不可解。朝食の時に「昨日はカローラが心配で1時半まで眠れなかったよ」というと 「あら、わたしも心配で眠れなかったのよ」嘘つけ!(^_^;) 

ブリギッテは短い1週間の夏休みが終わって今日から出勤。2週間働いて、またそのあと2週間の夏休みを取るらしい。本来ならまとめて取りたかったのだが、仲間内の調整でそういうことになってしまったらしい。彼女は一昨日 Fabian とハイキングに行ったのだが、ケーブルカーで頂上まで登り、下りは徒歩で降りてきたらしい。その時に9歳の Fabian の元気に誘われた感じで下り道をかなりの速度で降りてきたとか。次の日にはふくらはぎの筋肉が痛むと言っていたが、昨夜から足のつま先(親指)がどうも化膿しているみたいでとても痛いと訴える。彼女も若いと思ってはいるのだろうが、それ相応の年齢ということを意識しなければならないようだ。

そんなわけで Fabian を彼のお母さんの所まで届けながら、その足でわたしが車でブリギッテの職場まで送っていった。足がひどく傷むようだったら、医者に行くようにということで帰宅。

さて、自宅に帰ってきて、わたしは本当にホットしました。9歳の男の子というのはあのようなものかな、とも思ったのですが、とにかく四六時中付き合って疲れ果てました。しかしブリギッテに聞いてみると Fabian は普通の男の子ではなさそうです。とにかく IQ テストをやってみたらその結果が同年代の子供に比較してべらぼうに高いらしい。その反面、他人との協調という点では著しく劣るとかで、普段学校に通っている時にはなにやら精神安定剤のようなものを服用しているとのこと。(9歳ですよ!)その錠剤は彼にとっても不快感があるらしく(そりゃそうでしょう)、夏休みの間はその服用を止めているそうです。そのせいもあったのかと、あとになって考えると思いつくことが数々。とにかくこの1週間でわたしの神経も相当酷使されました。(^_^;) こういう子供ってうまく育ってくれればとてつもない天才になるのかもしれない。でも親は苦労するだろうな、と思います。

こんな時、わたしの両親を思い出します。わたしの母はとにかくどこへ行くのでも子供を連れて行かない人でした。15歳ぐらいまで母と一緒によその家に行った記憶がありません。その理由が「子供を可愛いと思っているのはその子供の親だけ、他人にしてみれば、小さな子供はただただ五月蠅くて煩わしいだけだから、わたしは子供を連れて他人様の家を訪問はしない」。当たってますね〜、母よ、あなたは偉かった。(-_-;)

天気予報では、今日はそれほど良くないということだったのだが、日中は素晴らしい天気。気温もグングン上がって30度を突破。今日も真夏日です。庭の水撒きとか家の掃除とかをしていたらあっというまに午後になってしまいました。カローラとユリアは隣町のフィットネスセンターへ行ってトレーニングをしてきたとかで赤い顔をして帰宅。何でも夏休み中の割引コースらしい。夏はたいていの人が休暇で居なくなるので、フィットネスセンターの現金収入対策なのだろう。(^_^;) そのあと、カローラは街の美容院で髪を少し短く切ってくると言って出ていった。

夕方4時過ぎにブリギッテから電話で、迎えに来て欲しいとのこと。やはり足の親指が痛んで歩くのが苦痛らしい。明日は12時に皮膚科の医者に予約したというので「それは外科医の方じゃないの」と言ったら「言わないで!」。どうやら爪を抜かれるのが怖いらしい。そりゃ、わたしだって怖いです。(^_^;)

帰宅後少しゆっくりして、夕食はカローラの希望で「納豆スパゲッティ」。本当に納豆の好きな子です。

 

Posted: 2004年08月19日 (木) at 18:01 




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