歯医者へ 


曇りのち晴れ / 外気温16度
６時半起床。今日は、歯医者に８時半の予約を入れてあったので、この時間に起床。しばらくぶりの早起き。トーストを２枚、紅茶の簡単な朝食を済ませて家を出る。新鮮だったのは、路面電車、地下鉄の乗客の層が、わたしが普段通勤する９時台とは全く違っていたこと。当然といえば当然である。 

まず、路面電車は通学の生徒で一杯。今日は英語の試験でもあるのか、あちこち英語の教科書を広げては片方のページを手で隠し、目を中空に向けて必至で暗記をしている子供もいれば、４人掛けの席ではお互いに問題の出しっこをして、こちらにも真剣さが伝わってくる。続いて地下鉄に乗り換えると、今度はほとんどが会社勤めの人たちで本を読んでいる人、新聞を読んでいる人が多い。中には一人、15インチの大きさらしいラップトップをひろげている人もいた。まあ、通勤時間とはいってもそれだけのスペースが車内にあるというのは羨ましいことだと思う。

今日訪れた歯医者はわたしの同僚が紹介してくれたもので、わが家からはずいぶん遠いのだが、彼に教わったとおりに地下鉄を降り、そこからニュンヘンブルクの館(Schloß Nymphenburg)に向かって10分ほど運河のほとりを歩いた。
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まだ、朝霧のかかった静かなたたずまいで、持っていたデジカメでその雰囲気を写してみた。この Schloß Nymphenburg というのはバイエルン王家の夏の離宮だったところで、広い庭園も美しく、ミュンヘンの観光名所となっている。この運河はその年の気候にも寄るけれど真冬には凍結することが多く、スケートを楽しむ人でにぎわうところ。

歯医者に着いたのはちょうど８時半。それから診察を受けたのだが、わたしの歯は、かなり重度の歯槽膿漏にかかっていて、根本的な治療が必要だとの宣託で、ガックリ。とにかく今、痛みのある奥歯は浮いてしまっているので、抜かざるを得ないようだ。今日は、レントゲンを８枚ほど撮って、また来週金曜日に歯医者を訪れ、今後の診療の方針を決めることになった。

それが終わってから劇場へ。今日は10時15分から Billy Budd の音楽稽古を一時間。その後、30分の休憩を入れて「魔笛」のモーア人の場面を付き合う。今日は、同僚の一人に頼まれたもの。パミーナとパパゲーノを捕らえる場面で「魔笛」が鳴りだし「Das klinget so herrlig, das klinget so schön, .......」と踊り出す愉快な場面である。30分もしないでそれも終了し、帰宅したのは13時頃。

カローラは13時20分に学校から帰宅。ブリギッテは今日と明日休暇を取っているので家にいると思っていたら、買い物に出掛けてまだ戻っていない。お昼ご飯の用意も出来ていないようなので、冷蔵庫の中を覗くと先日のマッシュドポテトをオーブンでこんがりと焼いたものがあったので、ベーコンを下にした目玉焼きを作りカローラと２人で食べる。

午後はBlogのリンクが切れているエントリの修復作業にかかる。どうやら、昨日の FTP アップロードの不具合を検証していたときにおかしくなったような気がする。エントリだけを修復するのはそんなに手間がかからないのだが、付けていただいたコメントも元の通りに直そうとしたのでちょっと時間がかかった。しかし、夕方には復帰。

今日は午後から晴れて、久しぶりに秋らしい天気になった。Blogをいじりながら庭を見ると、ずいぶん落ち葉がたまっている。明日の午前中は来客があるので、それを片づけようと思ったが、いっそのこと電動芝刈り機をかければ簡単と気がつき、取りかかる。運動不足を補うにはちょうど良い作業。

夜、明日の来客に備えて準備をするブリギッテを少し手伝う。カローラも、明日のお客のために「アップルケーキ」を焼いてから、オーケストラの練習に出掛けていった。 

Posted: 2004年10月14日 (木) at 22:17 




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