「オテロ」の一回目 


なんでもあり / 外気温3度
7時40分起床。今日は朝のうち雨模様から始まり、曇り空に変わり、時に晴れ間が見えたかと思うと雪が降り始め、午後には風も伴った横殴りの雪になると言う、なんでもありの天候だった。11月にこんなことも珍しい。 

土曜日の午前中だが、音楽稽古が1時間半。例によって Billy Budd と Rigoletto 。わたし個人の感想では音楽稽古はもう充分で、土曜日の午前中の練習は無くてもいいんじゃないか、とは思うが、合唱指揮者という責任ある立場から見るとそうもいかないのだろう。

終了後、老眼鏡の縁の調子が悪いのでそれを直して貰うのに眼鏡屋に立ち寄る。しかし、どうも「老眼鏡」というのはあまり良い響きではないと思う。ドイツ語では "Lesebrille"(読むための眼鏡/読書眼鏡)と言います。どこにも「老」という言葉は出てきません。自分がそういう眼鏡を必要とする年代になって初めて気になっています。(^_^;) フチの不具合自体はチョイチョイと直して貰って、満足。

そのあと、日本食料品店に立ち寄り、カレー・ルー、納豆、インスタントラーメン、を購入して帰宅。久しぶりにインスタントラーメンを食べたくなった。買ってきたのは味噌ラーメン。中国食品店でも同類のものは安く売っているのだけれど、どうももうひとつ信頼出来ない。少々高くても、油を使ったものは信頼出来るお店で、ということになる。

昼食の後、住居に掃除機をかける。今日はブリギッテも土曜日出勤で15時までの仕事なのでわたしがやった。ソファーのクッションを叩いて埃を取ったりしていると、けっこう汗をかいた。今夜はこのシリーズ最初の「オテロ」が19時からなので18時少し前に家を出る。

一昨日にも書いたけれど、 Anja Harteros (デズデモナ役)はやはり良い。経歴を見たら、なんと、わたしも在籍していた Gelsekirchen からキャリアを始めた人。1999年にBBC とその他のコンクールに優勝してからあちこちの有名オペラ劇場でキャリアを積んでいる人らしい。彼女のレパートリーはかなり広いようで、今日の声を聴くとそれもなるほどと納得出来る。柔軟でいて無理がない。これからが楽しみな有望なソプラノ歌手だと思う。ミュンヘンではAgathe (Der Freischu¨tz), Freia (Das Rheingold), Contessa Almaviva(Le nozze di Figaro), Desdemona (Otello)にクレジットされている。帰宅は22時。
 

Posted: 2004年11月13日 (土) at 23:44 




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