Parsifal
のオーケストラ練習
快晴 /
外気温12度
7時20分起床。どうやら今度こそ本物の春の訪れのようだ。朝からきれいに晴れ上がった空で、お昼頃に歩いたときにはアノラックを着ていたのではじっとりと汗をかいてしまう暖かさ。フェーン現象も相まっているのかもしれない。身体の方も正直に反応するのか、帰宅して昼食を食べた後に凄い眠気に襲われる。そのまま１時間ほど熟睡してしまった。(^_^;)
7時20分起床。どうやら今度こそ本物の春の訪れのようだ。朝からきれいに晴れ上がった空で、お昼頃に歩いたときにはアノラックを着ていたのではじっとりと汗をかいてしまう暖かさ。フェーン現象も相まっているのかもしれない。身体の方も正直に反応するのか、帰宅して昼食を食べた後に凄い眠気に襲われる。そのまま１時間ほど熟睡してしまった。(^_^;)
今日は10時から
Parsifal
のオーケストラ練習。普段はOrchesterSitzProbe(OSP)
と呼んでいる。場所は新しくできたオーケストラ専用の練習室(Bruno
Walter
Saal)。
今回、指揮棒を振るのは Adam Fischer。この人のキャリアもずいぶん長い。わたしが初めて聞いたのは70年代の終わり頃の「こうもり」ではなかったかと思う。毎回アップテンポで、ちょっとせわしないという印象を持っていた指揮者だったが数年前に「フィデリオ」を振ったときにはその印象が「切れの良さ」という好印象に変わっていた。
今日は合唱の部分だけを優先してやってくれたので、われわれは11時半に終了。思わぬプレゼントとなった。(^_^) 毎回のように感じるのだが、この音楽は圧倒的だ。わたしは人と話すときに「ワーグナーの音楽は好きではありません」と言ってるのだが、その意味はけっこう複雑なのです。好きになると怖いから、嫌いだ、と言うことなのかも知れない。今日などは、舞台と違ってオーケストラと一緒の部屋で同じ高さの床の上で聴いていたから、それがなおさらなのだけれど、もう抗いきれない魅力に軀が包まれてしまった。寒イボが立つというか、皮膚の表面がカサカサと音を立てるような、やはりこれは「音の麻薬」だろう。ワーグナー自身はかなりエキセントリックな人だったらしくずいぶん勝手なこともしているが、この音楽を残しておいてくれただけで全ては許せる！、と思ってしまいます。
Adam Fischer も気合い充分にオーケストラをドライブしていて、いや〜、とても濃い１時間半でした。クンドリーを歌う Waltrautd Meier は顔を見ませんでしたが、休憩後に練習場に入るのでしょう。ソリスト陣は Parsifal にJohn Keyes、Gurnemanz に Jan-Hendrik Rootering、Amfortas に Alan Titus とこれまでとあまり変わりません。しかしこの３人とももの凄い体格なので、並ぶと大相撲の土俵入りを連想してしまいます。(^_^;) Parsifal は休憩を入れて６時間ほどの長丁場ですから、それだけの体力も必要なわけですが…。配役などの詳しいことは Bayerische Staatsoper のこのページ に載っています。
思いがけなく早く解放されたので、久しぶりに大型電気店の Saturn に行ってみることにしました。DVD-R のローリング買い置きが切れてしまっていたのでいつか買わなくてはと思っていたのでした。店に着いたのは12時少し前ぐらいですから、まだ空いていて売り場もゆったりとしています。TDK 製の25枚パックを19,9ユーロで購入。思いついて、先日買った安物のヘッドフォンマイクをUSBに差し込むアダプターを探したのですが、これは見つかりませんでした。
そこを出て今度は本屋に立ち寄りDan Brown の「ダ・ビンチコード」のドイツ語版ペーパーブック（ドイツ語版は Sakrileg という名前になっています）を探してみた。ハードカバーのものは平戸間に積んであるのだが19,9ユーロ。店員に訊いたらもうすぐぺーバーバックが入ってくるというので今日は買わずにそこを出る。DVD-R をスンナリと買ったわたしが、同じ値段の本を買い惑ったというのは恥ずべき事かな、と自問自答していた。(^_^;)
しばらく歩いて、今度はアップルのお店 GRAVIS に立ち寄る。ここもこの時間は空いている。 iPod Shuffle は？と訊いたら例によって「あと２，３週間」という返事。公式発売のニュース以来いつもこの調子です。やはり売れているんですね。(^_^;) その店から出てすぐのところのバス停留所にちょうど止まったバスに飛び乗る。初めての路線バスだったが方向はわが家に向かっているので試してみた。こんな軽やかな気持ちを起こさせるのも春の近いせいだろうか。バスは大体想像していたとおりの街並みを通り過ぎていき、ちょうど路面電車と交差するところが停留所だったのでそこで下車して乗り換えた。路面電車の中ではちょうど下校時のカローラと一緒になる。
帰宅してカローラと一緒に昼食。今日は日曜日の残りの Grünkohl 料理に少し手を加えたもの。そのあともの凄い睡魔に襲われて１時間ほど眠ってしまった。目が覚めてからアンナが煎れてくれたコーヒーを飲んでスッキリ。今夜の劇場は練習のために珍しく公演のない夜なのでわれわれもゆったり。
今回、指揮棒を振るのは Adam Fischer。この人のキャリアもずいぶん長い。わたしが初めて聞いたのは70年代の終わり頃の「こうもり」ではなかったかと思う。毎回アップテンポで、ちょっとせわしないという印象を持っていた指揮者だったが数年前に「フィデリオ」を振ったときにはその印象が「切れの良さ」という好印象に変わっていた。
今日は合唱の部分だけを優先してやってくれたので、われわれは11時半に終了。思わぬプレゼントとなった。(^_^) 毎回のように感じるのだが、この音楽は圧倒的だ。わたしは人と話すときに「ワーグナーの音楽は好きではありません」と言ってるのだが、その意味はけっこう複雑なのです。好きになると怖いから、嫌いだ、と言うことなのかも知れない。今日などは、舞台と違ってオーケストラと一緒の部屋で同じ高さの床の上で聴いていたから、それがなおさらなのだけれど、もう抗いきれない魅力に軀が包まれてしまった。寒イボが立つというか、皮膚の表面がカサカサと音を立てるような、やはりこれは「音の麻薬」だろう。ワーグナー自身はかなりエキセントリックな人だったらしくずいぶん勝手なこともしているが、この音楽を残しておいてくれただけで全ては許せる！、と思ってしまいます。
Adam Fischer も気合い充分にオーケストラをドライブしていて、いや〜、とても濃い１時間半でした。クンドリーを歌う Waltrautd Meier は顔を見ませんでしたが、休憩後に練習場に入るのでしょう。ソリスト陣は Parsifal にJohn Keyes、Gurnemanz に Jan-Hendrik Rootering、Amfortas に Alan Titus とこれまでとあまり変わりません。しかしこの３人とももの凄い体格なので、並ぶと大相撲の土俵入りを連想してしまいます。(^_^;) Parsifal は休憩を入れて６時間ほどの長丁場ですから、それだけの体力も必要なわけですが…。配役などの詳しいことは Bayerische Staatsoper のこのページ に載っています。
思いがけなく早く解放されたので、久しぶりに大型電気店の Saturn に行ってみることにしました。DVD-R のローリング買い置きが切れてしまっていたのでいつか買わなくてはと思っていたのでした。店に着いたのは12時少し前ぐらいですから、まだ空いていて売り場もゆったりとしています。TDK 製の25枚パックを19,9ユーロで購入。思いついて、先日買った安物のヘッドフォンマイクをUSBに差し込むアダプターを探したのですが、これは見つかりませんでした。
そこを出て今度は本屋に立ち寄りDan Brown の「ダ・ビンチコード」のドイツ語版ペーパーブック（ドイツ語版は Sakrileg という名前になっています）を探してみた。ハードカバーのものは平戸間に積んであるのだが19,9ユーロ。店員に訊いたらもうすぐぺーバーバックが入ってくるというので今日は買わずにそこを出る。DVD-R をスンナリと買ったわたしが、同じ値段の本を買い惑ったというのは恥ずべき事かな、と自問自答していた。(^_^;)
しばらく歩いて、今度はアップルのお店 GRAVIS に立ち寄る。ここもこの時間は空いている。 iPod Shuffle は？と訊いたら例によって「あと２，３週間」という返事。公式発売のニュース以来いつもこの調子です。やはり売れているんですね。(^_^;) その店から出てすぐのところのバス停留所にちょうど止まったバスに飛び乗る。初めての路線バスだったが方向はわが家に向かっているので試してみた。こんな軽やかな気持ちを起こさせるのも春の近いせいだろうか。バスは大体想像していたとおりの街並みを通り過ぎていき、ちょうど路面電車と交差するところが停留所だったのでそこで下車して乗り換えた。路面電車の中ではちょうど下校時のカローラと一緒になる。
帰宅してカローラと一緒に昼食。今日は日曜日の残りの Grünkohl 料理に少し手を加えたもの。そのあともの凄い睡魔に襲われて１時間ほど眠ってしまった。目が覚めてからアンナが煎れてくれたコーヒーを飲んでスッキリ。今夜の劇場は練習のために珍しく公演のない夜なのでわれわれもゆったり。
Posted: 2005年03月15日 (火) at 18:44
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