今日は聖夜 (Heiligeabend) 


晴れ / 外気温8度
8時起床。せっかくのクリスマス・24日なのに、今日は朝から6度と暖かい。路上の雪もすっかり溶けてしまっていた。ブリギッテは買い物へ。今年は今日が金曜日でクリスマス休日と週末が重なるために普通に食べるものは今日のうちに買っておかなくてはならない。会社勤めの人にとっては今年は最悪。日本だと振り替え休日になるところだが、日曜日と祝日が重なった場合にドイツにはそういう制度がまだ無い。 

アンナはバイロイトからお昼の12時頃に帰省。友達の車に便乗させて貰って2時間半ぐらいで到着。列車だと乗り換えがあったりして4時間ぐらい掛かってしまう。劇場は今日は公演も無し。完全な休日となる。ヨーロッパの国々はそういうものだと思っていたら、パリなどは今夜も公演があるようだ。わたしは各部屋に掃除機をかける。ちょっと日本の大掃除の雰囲気に似ていなくもない。
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遅い昼食は、日本の知人から送られてきたインスタント焼きそば・UFO を全員で食べる。これはけっこう量が多くておいしかった。熱湯を入れるところとか、3分後にそのお湯を切るところとか、本当に良くできているなと感心した。午後からクリスマスツリーの飾り付けを始める。地下室にしまってあったものを出してきて家族全員で飾り付け。

夕方からブリギッテとユリア、カローラの3人はは教会のミサに出掛けた。わたしとアンナは家に残って仮眠をとる。娘たちの小さい頃は一緒に教会へついて行ってミサにも参加したが、彼女たちも大きくなってその役目も終わった。わたしは仏教徒ではないが、かといってキリスト教徒でもないので教会のミサに参加することにはどうしても違和感がある。ブリギッテたちが教会から戻るまでグッスリと眠った。
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わが家の慣習として聖夜の食事は Kaltesessen (すでに前もって料理したものか、ハムやソーセージなど火を通してないものを食べる)となっている。毎年のことだが、食事が先か、プレゼント交換が先かで議論があったが、今年は夕食のあとでプレゼント交換、ということに決まった。それを待てるだけ娘たちも成長したと言うことか。ブリギッテのお母さんもいっしょに、夕食はいつもよりはちょっと豪華なハム、ソーセージ、ローストビーフの薄切り、イクラ、焼き上げた鴨肉の薄切りに生姜醤油をかけたもの、ニシンとリンゴのサラダ、チーズ、などをパンとワインで食べる。デザートは手作りのテラミス。
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そのあとは今夜のメイン・イベントであるプレゼント交換。叔父さんや叔母さんなどの親戚からのプレゼントもあって娘たちは楽しそう。わたしもブリギッテからマフラーのプレゼントを貰った。(^_^) 皆それぞれに満足して24時前の就寝。

 

Posted: 2004年12月24日 (金) at 23:59 




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