また、歯医者 (-_-;) 


曇り / 外気温10度
8時45分起床。いつになく遅い起床。これにはちょっとわけがある。今日の午後14時半から歯医者の予約が入っている。情けないことだが、昨夜就寝する頃からどうもこの件が頭から離れず、なかなか寝付けなかった。少し眠ったかなと思った頃に又目が覚めたが、これが4時過ぎ。それからも少し寝付けずに6時過ぎに又寝入ったようだ。要するに歯医者が怖いんです。こんな歳をして情けない。 

そんなわけで朝起きてからも気分が鬱々してどうにも仕方がない。加えて、昨日はあれほどの良い天気だったのが、一転して今日は曇り空。せめて、太陽でも出ていれば少しは気が晴れるのに、と思うけれどこればかりはどうしようもない。何もしていないのに時間だけがどんどんと過ぎていく。

こういう時に限ってまた、 iBlog の設定などを触りたくなってしまうのも困った性格。勿論のこと、自分の思ったようにいく筈がない。それでは気分転換にと、アイロン掛けを始めるが、量が少なくてあっと言う間に終わってしまった。(^_^;)

13時少し過ぎに車で家を出る。歯医者へ付いてから待合室でちょっと待つ。この歯医者さん、ちゃんと歌も勉強した人で1977〜78年頃にミュンヘンの Musik Hochschule に在籍し、わたしのこともよく知っていた。シューベルトのオペラ「サラマンカからの友人」とかを一緒にやったというんだけれど、わたしは彼の顔は覚えているものの、記憶がボンヤリとしている。先週の月曜日には80人位入るホールを借りて「美しき水車小屋の娘」の独唱会をやったんだと、麻酔の注射器を片手に話してくれた。そういう話は、今度ビールでも飲みながら話したいねと、しびれの始まった口で言ったら、笑っていた。

しかし治療が始まってみると、当たり前だが、昔の学友だからといって手加減はしてくれなかった。かなりの量の麻酔注射を打たれて歯茎を開かれてなにやらガリガリとされたあと縫合。上の奥歯一本、下の奥歯に近い歯を一本、合計2本の歯を抜かれて、17時頃帰宅したのだけれど、まだ、麻酔が効いていて口の周り左半分は感覚なし。わたしは今夜はもう死んでいます。彼は「明日と明後日の二日間、この患者は歌えません」と証明書を書いてくれたので、二日間は家で休養します。痛み止めのカプセルもくれたけれど、麻酔の切れたあと、これを使わずに済むことを祈りたい。

夕食はブリギッテが噛まなくても良いようにプディングを作ってくれたのでそれを食べた。8時頃になって麻酔も切れてきて唇に感覚が戻ってくる。まだ痛みはない。このまま眠れれば良いのだが。 

Posted: 2004年11月22日 (月) at 19:57 




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