また雪が 


雪 / 外気温0度

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早朝6時頃に寝室の外から響く「ガガッ、ガガッ」という音に目が覚めた。うん?この音は雪を掻く時に出る音だけれど、昨夜はそんな気配がなかったので、ハテナ、と思った。しかし、窓を開けてみると、なんと一面の雪。まだまだ春は遠いらしい。 

ユリアはやはり、昨日から風邪気味で、喉が痛いというので、学校へ行くのは止めさせた。こうしてみると、我が家では、ほっそりとしているカローラが一番健康。
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左の写真は、雪掻きに使う木製のシャベルです。わたしの日本の故郷は滅多に雪が降らないので、このような道具はドイツに来てから初めて見ました。

ドイツでは自分の家の前の道路に積もった雪は、自分で取り除かなくてはいけません。個人の権利が強い国ですから、もし通行人がそこで滑って転び、怪我をした時には、訴えられかねません。わたしの住んでいるのはアパートなので、住人がまとまり、掃除とか雪掻きなどは、管理会社に依託しています。今朝などは雪掻きしてくれたのが6時頃ですから、仕事とはいえ、ご苦労様です。(^_^)

10時過ぎに買い物へ。路面電車ひと駅分を歩いていきましたが、雪はほとんど止んでいて、新鮮な空気が気持ち良かった。今日の昼食はカローラが、椎茸と豚肉を使った何らかの料理を、との希望だったので、豚肉を買いに行った。本来ならフィレ肉が美味しいのでしょうが、例によって、値札を見てその高いのに尻込みして、約半分の値段が付いていた「豚カツ用肉」にした。料理の方は、また、別エントリにしましたので、そちらの方を見てください。

今夜は、ワーグナーの大作「ニーベルングの指輪」4部作のうち最後の「神々の黄昏」です。またまた、 Zubin Mehta 氏の指揮。ハーゲン役がいつもの Matti Salminen より線が細いかな、という感じですが、ソリスト陣は堂々たる顔ぶれで、現在世界最高のワーグナー歌手が集まっているといって良いでしょう。16時から始まり、休憩を挟んで終わるのが22時過ぎという長丁場。われわれ合唱の出番は2幕の30分ぐらいで、3幕に出番がない人は結構早く帰宅します。

わたしの出番は20時10分に終わり、帰宅しました。訂正ですが、Matti Salminen はやはりハーゲンを歌いました。舞台稽古の時は、彼の予定が合わなかったのでしょう。稽古の時に歌った歌手は悪くはなかったですが、やはり、Salminen と比べるのはちょっと酷です。 

Posted: 2004年02月11日 (水) at 12:08 




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