Rigoletto の４回目 


晴れ / 外気温マイナス３度
7時起床。今日は珍しく、仕事前に片づけなくてはならない用事があって、９時の路面電車に乗る。今朝も寒かったけれど、歩道の雪が消えている箇所が多かったところを見ると少しは暖かくなったのかもしれない。午前中の練習、夜は４回目の Rigoletto と、けっこう忙しい日だった。 

カローラが昨日のフルートのレッスンから戻ってきて、どうもフルートの弁が閉まりきらないところがあると言う。明日はオーケストラのコンサートなので何とかしなくてはと焦っていた。幸い、ミュンヘンには３年ほど前から日本人の方がやっているフルート工房があるのでそこへ駆け込むことにする。彼は、ミュンヘンMLというメーリングリストも主催されている方で、わたしも日頃からお世話になっている人。彼の顧客は殆どが有名オーケストラの奏者たちなのでいつも忙しくしている。そんな人に急に頼むのは悪いとは思ったけれど、無理を承知でお願いした。10時の音楽稽古の前にお預けして、終了後の13時頃に受け取りに伺った。そんなに大変な修理でもなかったそうで、修理代も受け取っていただけなかった。

お昼にはちょっと遅かったけれど、一緒に昼食を食べましょうということで、彼の奥様と３人で近くのイタリア料理店へ。わたしはそこでスパゲッティとサラダ、それに喉が渇いていたので Weissbier を飲んで帰宅。昼のビールはやはりちょっと酔いが回るのか、帰ってきてメールチェックをしたあとに猛烈な眠気に襲われて１時間ほど昼寝。

カローラが４時半頃に起こしてくれたので、それから台所の片づけなどをしていたらもう劇場へ出掛ける時間。少し慌て気味に家を出た。今夜は４回目の Rigoletto 。これまでのなかで一番おとなしい聴衆だった。(^_^;)　ブーも出ないかわりに、ブラボーもの声もかからないという、なんだか気の抜けたような手ごたえ。こういう公演も中にはあります。演じている方としては一番ガッカリするのがこういう公演です。いつものように９時半頃には帰宅の途につくことが出来たが、路面電車の乗り換えで20分ほど待たなくてはならなかったので、二駅分を歩く。家に着いてみるとブリギッテがいない。彼女も今日は切符を貰ったのでガスタイクで行われた演奏会へ行ってきたらしい。Swedish Chamber Orchestra / Thomas Dausgaard ,Jian Wang(Violoncello) によるものだったとか。 

Posted: 2005年03月02日 (水) at 23:59 




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