「スペードの女王」の第一回目 


晴れのち曇 / 外気温20度
7時10分起床。ここしばらく寒い日が続いていたが、ようやく暖かくなりかけている。今日は、ユリアのアビトゥーア(Abitur)の最後の筆記試験。難関の「物理」である。数日前からかなり緊張が見えたので心配だったが、結果はやはり余り良くないようだ。本人もガッカリしている様子。 

わたしは今日の午前中は半日休暇。少しゆったりだけれど、ユリアの試験のこととか、ブリギッテ、カローラの風邪の症状とかが心に引っ掛かってあまり気分が晴れない。どこか、モヤモヤとした感じが残る。それを吹き飛ばそうと10時頃から一人で声を出してみる。しかし、駄目なときは駄目なもので、どうも集中できなくて1時間もしないうちに行き詰まってしまった。

昼食はブリギッテがズッキーニと、ジャガイモを料理していったので、わたしは豚肉の生姜焼きを作るだけ。準備だけして、外へ散歩に出掛ける。昼頃には素晴らしい天気となった。風邪ももう冷たさを感じない。久しぶりにOdysseusも庭に出す。(^_^) 14時頃にユリアから電話があり「で、どうだった?」と訊いたら「ウン、残念だけど、良くできなかったよ」という返事に、やっぱりガッカリしてしまった。ここまでの2科目は自分でもかなり良くできたと言っていたので少し期待のし過ぎだったか。

散歩から戻ると身体が眠りを欲しているのが自覚できる。今夜は久しぶりの「スペードの女王」で、これは長丁場なので少し眠っておきたい。ベッドに横になって1時間ほどグッスリと眠れた。劇場へは18時半頃に到着。今夜の主役はやはり Hermann を歌ったテノールの Vladimir Kuzmenko の力強い,絵に描いたようなスラブの声だろう。イタリアのテノールとはまた違った声質で、それなりの快感がある。(^_^) 終了したのが22時45分。帰宅するともう23時40分だった。 

Posted: 2005年05月13日 (金) at 17:32 




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