休日、そしてバレンタインデー 


雪のち曇り / 外気温3度
7時20分起床。今日はわたしは休日。朝起きて窓の外を見ると雪が降っている。あ〜ぁ、残っていた雪が消えたと思ったのに、また新しい雪かと少々めげる。娘たちも2週間の休暇を終わって今日から学校へ。ブリギッテは出勤前に歯医者のコントロールがあるとかでいつもより少し早めに出掛けた。 

ブリギッテが出掛けに「白菜を買ったまま使ってないので、それを使ってお昼に何か料理してね」と言って出ていった。白菜ってカローラはあまり好きじゃなかったな、と思い料理の本をひっくり返してみる。白菜を使った料理というのは沢山あると思っていたのに探してみるとそれほど多くない。その中から比較的簡単そうな「白菜のごった煮」(なんという散文的な名前!)というのを見つけて作ることにする。もちろん、そこに書いてある材料すべてがわが家に買い置きであるわけではないから、少しアレンジをしなくては。

数日前に韓国風の豆腐(日本のものに較べて固い)を買ってあったので、まずそれに塩・コショーして片栗粉を付け180℃位の油でこんがりと揚げる。これで日本の厚揚げもどきが出来上がる。その間に、干しシイタケを戻し適当に細く切っておき、冷凍庫の中から鶏肉をとりだして解凍しておく。ニンジンを短冊切りにして、白菜を約600gほど茎と葉とを別にしてざく切りにしておく。鍋に出し汁2カップ半ほど沸騰させしょう油大さじ4杯、酒大さじ2杯、みりん大さじ1杯を入れる。そこへまず鶏肉、次にニンジン、シイタケ、揚げた豆腐、白菜の茎の部分を入れて5分ほど茎がしんなりなるぐらいまで煮る。最初は出し汁が少なすぎるかと思ったが白菜から出る水分でちょうど良い加減となった。そこへ白菜の葉の部分のざく切りを入れてまた3分ほど煮るとそれで出来上がり。最後に味を見て塩味を整える。今日はちょっと薄味かなとは思ったがそのまま。

思いがけなく一時間も早く帰宅したカローラと2人で早速食べ始めたが、豆腐と鶏肉が入っていたせいか、カローラもおいしそうに食べていたのでホットする。今日はご飯のおかずとして食べたが、この程度の薄味だと酒の肴にもなるかなと思った。ウッカリして写真に撮るのを忘れたので、次回には「男の作る家庭料理」のエントリにしよう。(^_^)

午後になると降りしきっていた雪も小休止。この時を逃さず散歩に出る。毎日続けていることはやはり継続しないと気分が悪いもの。最初は森の中を散歩しようかと思ったのだが、どうやらかなり雪が積もっているようなので予定変更。ちょっと遠いかなと思ったが Rosenheimerplatz まで歩いてみることにする。Rosenheimerplatz 近くにある中古レコード店が確かLPレコードの半額セールをやっているはず。(^_^) 家を出てから歩いてみると歩道にはまだかなり雪があるので3駅だけ路面電車に乗って、そこから歩き始める。40分ほど早足で歩いてレコード店に到着。

どうもめぼしいレコードは見つからず、買ったのは次の2枚だけ。2枚で5.99ユーロ。

1.Beethoven:Tripelkonzert
Oistrach/Rostropowitsch/Richter/von Karajan/Berliner Philharmoniker
2.Beethoven,Galuppi,Scarlatti
Arturo Benedetti Michelangeli

Michelangeli は学生時代にNHKホールで幸運にも一度だけ聴くことが出来た。その時を思い出して購入。
帰り道はおとなしく路面電車で帰宅。カローラがフルートのレッスンから戻ってくるのを待って一緒に夕食。先日作って冷凍しておいたスパゲッティ・ソースを解凍し、パルメザンチーズをおろしタップリと掛けて食べる。ブリギッテも帰宅して、彼女はわれわれがお昼に食べた「白菜のごった煮」を食べ、ユリアはダイエット食。
image
今日はバレンタインデーということで、食後にブリギッテから貰ったチョコレートの蓋を開けて一緒に食べました。ドイツのバレンタインデーというのは「男が女性に花を贈る」のが一般的な風習なのですが「日本では女性からチョコレートを貰える日だよ」と教えて以来、哀れみを感じてかチョコレートを贈ってくれます。わたしもお返しに花を買って贈ろうと思ったのですが「花屋は足元を見て今日は高い値付けをしているから、買っちゃ駄目よ」と釘を刺されました。(^_^;) この辺は家計を預かる主婦の面目躍如。
 

Posted: 2005年02月14日 (月) at 23:08 




1年前の今日は? 2年前の今日は?