「運命の力」の Hauptprobe快晴 /
外気温33度
7時起床。今日も素晴らしい天気だった。これで五日続きの真夏日である。今日あたり、夕立が来るかなと思っていたが、とうとう良い天気のままで終わった。素晴らしい。 ユリアはまた体調を崩してちょっと風気味。アビトゥーア(Abitur)が終了してから、夜の帰宅が遅くなっているのでそのせいだろうと思う。わたしは今日は16時から始まる「運命の力」の
Hauptprobe
まで何もなし。昨夜、カローラは頼まれてケーキ2個を作った。このところブリギッテの職場の同僚達からの注文が続いている。(^_^) しかし、25cmほどの大きさのケーキを2つもっての通勤は難しいので、わたしが車を運転していった。
帰宅してしばらくコメントへの返事などを書いていたのだが、どうも頭がボヤーっとしていて身体に力が入らない。寝不足なわけはないのだけれど、用心して11時頃から少し横になった。1時間ほど眠ったあとはスッキリと元気になる。やはり天気のせいだろうか。 昼食は2日ばかり「冷やしうどん」が続いたので今日は少しお肉を使ったものをと考えた。しかし、この暑さだからご飯は少し重いかもしれないと思い、スパゲッティにする。まず、鶏の胸肉を薄く小さめに切りパン粉を漬けて一口カツにする。そのあと、タマネギ、人参のみじん切りを主体にしたいつものトマトソースを作り、それを合わせた。「一口カツ・ミラネーゼ」といったところ。パン粉をつけて揚げたカツはいつでも子供達の好きなものだから喜んで食べてくれた。少し多めに作っておいて、わたしはそれを劇場へ弁当にして持っていくつもり。(^_^) 昼食を終えて台所の後かたづけをすると、もうそろそろ家を出る時間が近づいている。急いでマッシュルームを薄切りにしてバターで軽く炒め、それを入れたオムレツを作る。ご飯は例によって「日の丸弁当」。おかずはお昼に作ったカツとオムレツ。今日はそれにタップリとトンカツソースを掛けた。 15時半頃に家を出る。本来なら Max-Weber-Platz から歩くところだが、路面電車の中も、冷房など無いので、とにかく暑い。一日のうちで一番暑い時間かもしれない。Hauptprobe というのはかなり長時間拘束されて、重労働なので余力を残すために今日は地下鉄に乗り換えて劇場へ。Wettersteinplatz の地下鉄乗り場に下っていくと,そこはヒヤッとしてまるで別世界。気持がよい。 16時から始まった Hauptprobe は思っていたほどストップが掛かることもなく割とスンナリと20時半頃に終了した。それでも、厚い,重いコスチュームをつけての舞台稽古が終わった時には全身汗ビッショリ。せっかく持っていった弁当だったが、暑さのせいか全くお腹が空かなくて、食べずにまた持って帰ってきた。帰宅してすぐにシャワーを浴びる。そのあとのビールがうまい。ここで始めて食欲が湧き、ブリギッテと一緒にお弁当を食べる。 今日は Hauptprobe が始まった直後、スエーデン人の若い同僚(男性)が急に倒れるという一幕があった。すぐに救急車を呼んで、大事には至らずに済んだようだ。どうやら、この暑さに参ったらしい。別に北国生まれのスエーデン人だから暑さに弱いというわけでははないだろうが、ミュンヘンの激しい気圧の変動と暑さの連動によるものではないかな、とわたしは見ている。とにかく、あとは土曜日のゲネラルプローベを残すだけで、また1つ山を乗り越えたような、ホットした安堵感がある。(^_^) それから、劇場では数人の同僚達から昨夜の日本チーム健闘をたたえる言葉を貰った。褒められて悪い気はしないけれど、やっぱり勝たなくてはそんな言葉も社交辞令に聞こえてしまう。ちょっとわたしはひねくれているのかもしれない。(^_^;) Posted: 2005年06月23日 (木) at 23:46
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