いつもながらの日曜日 


曇り、時々、雪舞い
今朝も昨日と同じようにプラス1.1度。日曜日の通例で遅い起床でした。朝食は例によって、午前11時ぐらいから。まず、ユリアが昨夜のオペラの感想を聞かせてくれました。 

昨夜はこのシリーズ最後の「ラ・チェネレントラ」だったのです。本来ならわたしの出番なのですが、同僚に替わって貰いました。その同僚が前に、コンサートがあったときにわたしが彼に替わって「魔笛」(Die Zauberflöte)に出たことがあったのでそのお返しです。昨夜はカローラのコンクールがあったりしたので、ちょうど都合良く事が運びました。数日前に、珍しく「ラ・チェネレントラ」の切符が手に入ったので、はじめは知人の誰かに行って貰おうと思っていたのですが、あいにく、皆、予定があったようで、ユリアが行くことになりました。仲の良い友達と一緒に行ってきたようです。

プリンス役は、先回に続いて、若いすらりとした黒人歌手(Kenneth Traver)が歌ったのだそうですが、ユリアは、彼の歌と容姿に痺れてしまったようです。彼、本当に、若い頃のハリー・ベラフォンテにそっくりなんですよ。(^_^)

カローラは、昨日のコンクールから一夜明けて、じっくりと喜びがこみ上げてきたようで、嬉しそうです。どんな点が良くて、また、これからどこを直せばいいか、と聞かれたので「君の財産は、音色のきれいなこと。声の善し悪しと一緒で、それは天から与えられた才能だから、それをもっと磨き込んでいったらいいと思う。これからの課題は、審査員の一人がかみ砕いて言ってくれたように、もっと身体全体を使った演奏を心がけること」と答えました。技術的なことはわたしにはわかりませんから、これぐらいしか言えません。(^_^;)

朝食後は、仲間から借りていたビデオテープを見ました。このビデオは「ケント・ナガノ」氏を取り上げた番組を録画したもの。ケント・ナガノ氏は2006年に始まるシーズンから、われわれの劇場の音楽総監督になることが決まっています。わたしも、この人のことをよく知らないので、興味を持ってこのビデオを見ました。小澤征爾さんもちょこっと顔を出していました。彼のお弟子さんではないけれど、ボストン交響楽団で、小澤さんのアシスタントを務めていた人らしいです。魅力のある人だと思います。

ブリギッテと二人の娘は、食卓の上でなにやら、さいころを振ってゲームをしています。外はもうこの時間(14時45分)で薄暗くなり始めていますから、家の中で退屈を紛らすには、こんなことをして遊ぶしかないのです。でも、楽しそう。

それが終わってから、ユリアが、このアパートの地下の駐車場で車を動かすのに付き合いました。駐車しているスペースから車を出して、前進、後退、駐車の練習を少し。法律では、公の場所でない敷地内ならば、免許を持っていなくても車を動かしても良いことになっているとか。車の免許を取るまでにまだ少し間があるようなので、運転感覚を鈍らせないための練習には良いかもしれません。

夕食は,暖めればよいだけの調理済み肉に、ブリギッテが作ったザウワークラウト(Sauerkraut)、マッシュドポテート、それに生野菜のサラダ、とここまではドイツ風。デザートは、ユリアが作ったテラミスでした。台所の後かたづけも7時半頃には終わったので、今夜はこれからゆっくり iBlog をいじれます。(^_^) 

Posted: 2004年01月18日 (日) at 15:14 




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