仕事に、家事に、よく働いた 


快晴、夕方から雨/8度〜20度
今日も朝から気持ちの良い天気。しかしユリアはまだ学校へ行く状態まで回復していないので、今日も休ませることにする。ブリギッテは昼食にとなにやら、スパゲッティのソースを作っていった。彼女の出掛けた後でそっと見てみるとトマトや茄子を使った野菜だけのもの。そして、野菜類がかなりダイナミックな大きさに切ってある。彼女が朝、時間に追われているのはよくわかるし、作っていってくれるだけでもありがたいと思うが、果たしてこれ、娘達食べるかなとちょっと不安になった。(^_^;) 彼女の作るものは、娘達の健康を第一に考えるから、時々かなりラジカルなものを作る。わたしは、食べてくれなくては始まらないと思って、いろいろ工夫するのだが、この辺は日独の(そんな大げさなものでもないか)違いかもしれない。(-_-;) 

わたしは今日は「フィデリオ」(ベートーベンが作曲した唯一のオペラ)の舞台稽古。われわれ合唱は11時に予定されていたので10時少し過ぎに家を出る。太陽の光が溢れる清々しい天気。(^_^) 

「フィデリオ」は2001年の東京公演にも持っていったオペラ。男声合唱の「囚人の歌」がよく知られているし、この部分はなかなか感動的な音楽。以前の演出では舞台の上で演技しながら感情移入することが出来て、好きなオペラだったが、現在の演出はオーケストラピットの中、それも黒い紗のカーテンの掛かっている後で歌うので、観客には声だけしか聞こえない。当然、衣装も無し、平服のまま歌っている。演出家は地下牢の中から聞こえる囚人の歌声、という意味でそうしたのだろう。音楽に集中できるのはよいのだが、やはり、この合唱は舞台の上で歌いたいものだ。

13時半に終了して帰宅。途中日本食品店に立ち寄り、借りていた本を返しがてらまた、納豆、カレーなどを購入。(^_^) 店頭に、この店独自の商品だと思うのだが「メロンパン」に似たようなパンが売っていた。また、文庫本3冊を借りてきた。
「人喰鉄道」上・下 (戸川幸夫著)
鳩笛草、ばん祭/朽ちてゆくまで (宮部みゆき著)

帰宅して見るとユリアは少し元気が出てきたかな、といった感じ。カローラはもう昼食を一人で食べたとのこと。わたしはブリギッテの作っていった野菜だけのソースに、ひき肉、トマトジュース、野菜スープの素、ウースターソースなどを足してわたし好みのものに作り替えてしまった。(^_^;) 自分で食べてみたが、まあまあの味で、これなら娘達も食べてくれるだろう。

15時過ぎ頃から天候が少し崩れてきそうになったので、急いで、庭の芝を刈ることにする。今年2度目の芝刈りだったが、けっこう伸びていた。すっかり終わったと思った途端に雨がポツリポツリと降り出し、すぐに本格的な雨降りになった。タイミングがバッチリ合って、良かった〜(^_^)。

そのあと洗濯物のアイロン掛けも溜まっていたので、コーヒーを飲んで一休みしたあとで取りかかる。ワイシャツやTシャツ、ズポンなどを1時間半ほどかけて全て片づけた。ブリギッテは18時半頃帰宅したが、カローラの音楽塾の集まり(教師の選挙)があるので、そそくさとスパゲッティを食べて出掛けていった。「ア〜ッ、わたしの作ったソースに手を加えたのね。ヤダ〜、肉を入れたの?」と心外そうだったが、食べた後は「でも、おいしかったよ」と納得してくれた様子。

ウ〜ン、今日はよく働いた。満足。(^_^) 

Posted: 2004年05月12日 (水) at 22:28 




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