「ドン・カルロ」のゲネラルプローベ晴れ/外気温26度
7時半起床。午前中は10時半からの音楽稽古なので比較的ゆっくり。シャワーを浴びて洗髪。ブリギッテが Hühnerfrikasee (トリ肉のクリームシチューのようなもの)を作っていったので、出掛けるまでの、わたしの仕事はご飯を炊飯器にセットしてタイマーを掛ける。あとは、洗濯機に入っている洗濯物を出して干すこと。いつも彼女は朝8時20分頃に慌ただしく出掛けていくので、間に合わなかった仕事はわたしがやるようになっている。わたしの仕事が10時前に始まることはないので、こんな事も出来るけれど、普通の会社勤めだったら困るだろうな、と思う。 昨日まで忙しかったし、ゲネラルプローベが終わってホッとしたせいか、なんだかもう
Premiereも終わったかのような妙な感じ。
Premiereは明日です。(^_^;)
音楽稽古は「ドン・カルロ」をみっちりと。マスペロ氏がわれわれに要求することは、すべて楽譜に書いてあることばかりなのだが、長年のルーチンでそれがずいぶん崩れているのを感じた。このひとつを取っただけでも、指揮者が替わったことは良いことだと思った。そして、長年身体に染みついた楽曲の乱れというのは、なかなか抜けないことも嫌というほどわかった。 ただ、われわれの仕事はコンサートではなく、舞台上で暗譜で演技して歌うことなので、理想通りにはいかないこともしばしば。例えば楽譜にはピアニッシモ (pp) と書かれてあっても、その部分を舞台の後のほうで歌わなくてはならない演出の場合には、ピアノ (p) かメゾフォルテ (mf) で歌わなくてはならないこともある。その時は前後のバランス感覚が問題となるのだが、それにしても、音楽稽古の時にピシッと楽譜に書いてあるとおりのことをやっておくと、出てくる結果も違う筈である。今日はそんなことを考えていた。 帰宅してからカローラと一緒に昼食。そのあとちょっと眠くなったので横になりたかったが、アイロンを掛けなくてはならない洗濯物が山のように溜まってしまっている。シャツとかズボンとかはマメにアイロン掛けしていたのだが、シーツ類、テーブルクロスなどの大物類が溜まってしまった。そこで、自分に号令を掛けて取りかかる。(^_^;) 1時間半ほどで片づいたが、終わると、夕方からの「ドン・カルロ」のゲネラルプローベに出掛けるまで20分ほどしか時間がない。急いでコーヒーを入れてそれを飲み家を出た。今日のゲネラルプローベはしばらく上演していなかったためにやるもので、非公開。 フィリップ王を歌うサルミネンもミュンヘンでこの役を歌うのは初めてだと思うし、ドン・カルロを歌うはずだったテノールのヴァルガス (Ramon Vargas) が病気のためにキャンセルしたので、替わりに歌うテノールのためにも一度通して練習しなくてはならなかったのだろう。 21時10分にそれも終わって帰宅。Weissbier を飲みながら、この日記を書いています。今夜は早めに眠れそうです。(^_^) Posted: 2004年06月28日 (月) at 23:03
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