「マイスタージンガー」の舞台稽古に初参加 


晴れ/外気温12度〜20度
7時45分起床。今日は夕方からの「マイスタージンガー」舞台稽古まで何も無し。午前中はまだ天候がぐずついていたようだがお昼を過ぎる頃から日が射してきてようやく6月らしい趣になってきた。バス歌手のニコライ・ギャウロフが死んだ。昨夜エントリを書いていてずいぶん遅くなってしまい、うっかり「保存」をしないでマックをスリープした状態で眠りについた。今朝起きてからスリープ解除すると、画面がフリーズしてしまっていて強制再起動。こんな事はこの PowerMac G4 (1.25GHz)を購入してから初めての現象。というわけで、ニコライ・ギャウロフのエントリはもう一度最初から書き直し。(-_-;) 

カローラは街へ出かけ自分の衣料品を買うとのこと。彼女のジーンズが大分くたびれてきていて、お尻の辺がいつ破れてもおかしくない状況だったので新しいジーンズを買いに行くのだろう。ユリアは午前中友達とテニスへ。近くにある貸しコートだが、学生割引があるとかで1時間7ユーロ(一人3.5ユーロ) らしい。わたしがテニスから足を洗ってからもう3年近くになるが、そろそろ何か運動を始めなくてはと思う。時間が許すなら「タップダンス」を習ってみたいという気はある。(^_^;) あれは真面目にやればけっこうな運動量になるのではないだろうか。白髪頭の年寄りのタップダンスも面白いかもしれない。

15時を過ぎる頃になって、また天候が少し崩れてきた。晴れているかと思うと今にも雨が降りそうに暗くなる。芝刈りは明日にしようと思っていたのだが、明日の天候はどうなるかわからないので、急いで始めた。そのあとでコーヒーを飲んで一休みしてから劇場へ。「マイスタージンガー」の舞台稽古。

今回の演出はトーマス・ラングホフ (Thomas Langhoff)。ここ数年は見ることがなかったが、久しぶりに見てちょっと驚いた。異常な痩せ方で髪もも真っ白になり、皮膚の色が恐ろしく悪い。癌ではなかろうか。この「マイスタージンガー」が彼の最後の仕事なんて事にならなければ良いのだが、と変な心配をしてしまった。

今日は第二幕の「喧嘩騒ぎ」の場面である。この場面はエキストラコーラスの人達、それに舞台上で組んずほぐれずの演技をする体操選手みたいな一団も加わるので、さすがの広い舞台上も人で一杯になる。まずそれぞれの声種/役柄によっての配置決め。これは事前に決めてあったらしく15分くらいで終わり、すぐに音楽が始まる。わたしの隣には女性2人が配置されていて、この人達とわたしが歌うパートはなんの関連もなく、脇から聞こえてくるのはただ「キャン、キャン」と甲高い声だけ。これには参った。(^_^;) 演出家もこれではまずいと思ったらしくすぐに訂正。わたしのパートを歌う同僚5人ぐらいを一箇所に集めて配置してくれたので、次に試した時にはまともだった。

途中から Zubin Mehta 氏が指揮をして、その部分を一回通してわれわれは休憩後は解放された。明日、土曜日の午前中にもう一度今日の繰り返し練習がある。帰宅したのは20時を少し過ぎた頃でまだ外は明るい。ブリギッテの週末大掃除を手伝い、食事をして今日は終わり。 

Posted: 2004年06月04日 (金) at 21:19 




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