ユリアが運転免許取得 


雪一時曇り/ 外気温-マイナス6度
7時起床。昨夜は1時頃眠りについたのに、今日は7時前に目が覚めてしまった。しかし、よく眠れたので気分がよい。ユリアは今日の午後、運転免許実地試験、その前の午前中に最後の教習時間があるので、学校には休みを届けた。8時半頃までゆっくり眠って体調は良さそう。本来は朝8時前の試験予定だったので、「嫌だな〜」と言ってたのが数日前に変更になったらしい。おかげで、その前に予行演習を兼ねての最後の教習時間が取れた。 

わたしは今日は10時半からの音楽稽古。最初はなんと「ニュルンベルクの名歌手達」(Die Meistersinger von Nürnberg) の2幕。わたしはこれまでの18年間、このオペラでは徒弟 (Lehrbube) のパートを歌ってきた。しかし、最近の世代交代で、若い同僚達が多くなったため、7月にくる新演出のものから、わたしは職人 (Geselle) のパートを歌うことになったらしい。まあ、白髪頭の徒弟というのもちょっとおかしなものだから、それはよいのだが、パートを替えるというのは、身体で覚えているメロディー、歌詞と混乱してしまうので、ゼロから憶えるよりも難しいところがある。

そのあとは "Romeo et Juliette" 。そして今週末の演奏会に歌う "Der lustige Krieg" を女声合唱と合同練習。帰宅途中で日本食品店に立ち寄り、借りていた文庫本を返却。ついでに、納豆、カレー、そして、豚カツソースを買ってくる。

帰宅すると、まだ誰も帰っていない。一人でブリギッテが作っていった「リゾット」を食べていると、ブリギッテのお母さんからユリアの免許試験はどうなったかの問い合わせ。「まだ、結果は知らない」と答えて受話器を置くとすぐにユリアから電話があり「やった〜!、合格したよ〜」という喜び一杯の電話。わたしも嬉しい。ユリアは、今朝わたしが出かける前に「今日失敗すると、次の試験までにまた、400ユーロかかるんだよ」(リンク参照)と心配そうでしたので、彼女のためにも大いに喜んであげたい。

免許を取得したら、すぐにでも車を運転したいというので、途中まで迎えに行き、そこから彼女が運転して帰宅した。教習所で乗っていた車はプジョー307 とかいう車で、前部が割と短かい車だったので、ROVER は鼻先が長く感じられて怖いらしい。それで SMART で迎えに行く。車の中でいろいろと説明してくれた。30Km で走らなくてはならない道があって、そこは氷が張っていたので、10Km で走ったが、遅すぎたかもしれないと思ってドキドキしたとか、路上駐車のテストの時には、今までやったことのないような形の駐車をしなくてはならず、焦ったとか、車の中で話し出すので「話は家に帰ってから聞くから、今は運転に集中しなさい」と、横に乗っているわたしは気が気ではなかった。(^_^;)

夕方、帰宅するブリギッテを彼女の職場まで迎えに行き、帰途はユリアが運転して帰ってくる計画を立てたらしい。ここしばらくは、一人で運転してはいけない、と言ってあるので、わたしが同乗することになる。 

Posted: 2004年03月02日 (火) at 16:56 




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