「魔弾の射手」の1回目 


雪 / 外気温1度
7時半起床。日曜日。今日は12時から友人夫婦の誕生パーティに招待されていて、朝から慌ただしい。娘たちはいつもの日曜日のようにゆったりとしているのだが、われわれ夫婦だけが時間に追われるようにしていた。 

アンナは昨夜バイロイトから帰宅したのが遅かったので、朝食には起きられなかった様子。そのまま寝かせておいた。ユリアとカローラをまじえての日曜の朝食。われわれ夫婦の共通の友人夫婦が、2人合わせて100歳の誕生日を祝うということで、ブランチに招待された。折りから小雪の舞う中を路面電車、地下鉄を使ってミュンヘンの北に位置する Marriot Hotel まで。

多分、日曜・祝日だけだと思うのだが、ホテルで用意するブランチを利用したパーティである。食堂の一角を予約しておいて、そこにお客を招きブランチ形式で誕生日を祝うというもの。どうしても、家庭にお客を読んでやるパーティとは違う面もあるし、経費もより多く掛かることだとは思うけれど、お客を招く方としては準備も後片づけもする必要がないので気が楽、ということは言えると思う。

私たちの座ったテーブルには、ミュンヘンに来て早々にお世話になった学生寮の仲間が招かれていて、昔話に大いに話の花が咲いた。食事の質、量とも、文句のない出来だったと思う。これからはこういう形式がより広まるのかもしれないと思ったりした。15時に終了して帰宅。少しワインを飲んだので、帰りの地下鉄の中では眠気と戦わなくてはならなかった。

帰宅してすぐにベッドに入り1時間ほど仮眠を取る。4時半過ぎに起こして貰って、ゆっくりする暇もなく19時から始まる公演「魔弾の射手」へ。今日はパーティに行くときに歩数計を忘れていったためにその間の歩数が記録できなくて悔しい思いをした。例によって Max-Weber-Platz から劇場まで早足で歩く。(^_^)

公演は、数回の舞台稽古、オーケストラ稽古もあったので危なげもなく終了。配役では Ottokar 役の Martin Gantner に替わりRoman Trekel というバリトンが歌った。美しい声で悪くはないけれど、少し声量に乏しいかな。おいしい役の Ein Eremit は Steven Humes だったが、この役はこれまで Kurt Moll, Jan-Hendrik Rootering の2人が歌うことが多かったので、較べてしまうとどうしても軽量という感じは否めなかった。終了して外へ出ると、相変わらず小雪のちらつく寒い気候。春はまだ来ない。 

Posted: 2005年03月06日 (日) at 00:54 




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