自動車ガソリンの値段(2006年6月7日) 


まだ気温はそれほど上がらないが、久し振りの太陽の光が嬉しい。5月に較べると今月は4セントの値上がり。どこまで上がるのだろうか。恐ろしくなる。
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ここしばらくは原子力を持とうとするイランとそれを阻止しようというアメリカの間で丁々発止の交渉が続いている。ところが先日、テレビのニュースが伝えるところでは、イランが自国から産出する原油を交渉の切り札として使うことを示唆。
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世界は一瞬緊張したかに見えたがアメリカは、「イランの経済は石油を売ることによって80%賄われている。石油輸出禁止など出来るわけはない」と切り返した。そんなことがあったものだから今月はどれほど値上がりするやらと興味深かったのだが、想像したほどの上げ幅ではなかった。しかしじわじわと値を上げていることには変わりがない。

アメリカがここまで強腰で臨んでいるのは、アメリカ自体が自国でも石油を産出していることもあり、ヨーロッパ諸国ほどの切実感を持っていないのかもしれない。それにしてもこれからこの問題は目が離せない。ドイツはもうしばらくすると Sommerurlaub (夏休み)の始まる州も出てくる。このままガソリンが値上がりを続けると可なりの影響が出ることは確かである。 

Posted: 2006年06月07日 (水) at 21:28 




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