化粧品 


われわれ夫婦の浴室を改めて眺めてみると、化粧品と呼ばれるものが少ないことに気がついた。わたしが必要とするのは、ひげ剃りあとに付けるニベアのクリームだけ。整髪料というのはドイツに来てから使ったことがない。髪を伸ばしはじめた若い頃には MG5 とかバイタリスとか結構つけていたのだが、こちらに来てからは面倒くさくてなんにもつけない。ブリギッテもほとんどお化粧をしないから、棚に並んでいるのを見ると香水だかオーデコロンだかの瓶が2つほど。その他はボディローションがあるだけ。 

そのボディローションだが、毎朝、シャワーを浴びたあと、彼女が気に入って使っているものは資生堂の製品である。
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プラスチックの容器には次のように書かれている。ENERGIZING FRAGRANCE / BODY LOTION

最初はドイツ人の友人からプレゼントされたのだが、気に入ったようなので、それからあとは、カラになりそうな時期を見計らってわたしがプレゼントしている。(^_^) 容器のデザインが少し気に入らないらしいが、爽やかで、押しつけがましくない香りが夕方まで残っているのだそうだ。

資生堂の製品って、こちらでもけっこうブランド力があるようで、値段の方も他社製品と引けをとりません。そのせいか、日本で買うとのあまり値段は変わらないようです。わたしの同僚女性たちのなかにも資生堂ファンの人が数人います。肌にやさしいのだそうな。

わたしはシャワーを浴びる時も昔ながらの石けんを使っている。クリスマスや誕生日などにゲル状のシャワー浴材を貰うのだが、使ったあと皮膚の表面に薄い膜が張った感じが嫌で、やはり石けんが一番、となってしまう。娘たちには男性用オーデコロンを付けてみたら?と言われるのだが、「あれは西欧人が自分の体臭を消すために付けているので、パパは日本人だから何も付けなくても臭くない!清潔そのもの!」と拒否しています。娘たちは「また始まった」と笑うけれども、この事実は当たらずとも遠からずだと思う。 

Posted: 2004年07月23日 (金) at 17:04 




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