税務署 (Finanzamt) に行ってきた 


今年も Lohnsteuerkarte (給与所得善の申告カード)が届いたのだが、扶養する子供の欄が一人だけになっていた。アンナもユリアもまだ学業に就いているので、税金が控除されるためには、ここは3人でなくてはならない。それを直してもらいに行ってきた。これまでにも何度か税務署には足を運ぶことがあったのだが、いつも「面倒だな、嫌だな〜」という感じで、今日も渋々出掛けた。 

数年前までは合唱団員にも、ある程度の「控除額」があったので、毎年それを記載しに出掛けていた。数年前からそれが削除されたので、ここ4,5年税務署に足を運ぶことがなかったので、今日は久しぶり。たまたま、今日はわたしの休日。
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まず、以前の建物に行ってみると、そこが閉鎖されているのに少し驚く。訊いてみると "ServiceCenter" に行ってくれとのこと。そういえば、途中にガラス張りのそんな建物があったなと思い、引き返す。入ってみると、大きなフロアの壁に沿ってにアルファベット順に、仕切られた机が置いてあり、フロアの中心には案内 (Information) の円形の島がある。フロアの中心には模造皮の椅子と小さな机がおいてあって、そこが待合室になっている。
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まず、このフロアにはいると、番号札が出てくる器械があって、ボタンを押して自分の番号札を取る。壁には電光掲示板にその番号が示され、進行具合を知らせるので、自分の順番まであと何人かというのがわかる。待つ身にとってこれは精神衛生上好ましい。自分の番号と、窓口のアルファベットが掲示板に出たら、そこへ行って手続きをすればよい。

今回は簡単な訂正だから申込書類は書かなくてもいいだろうと、高をくくって座ったら、座った途端に「申込書に記載してください」と言われ「やっぱり、ここは役所なんだ」との概念を新たにする。外国人のわたしにとってはこういう書類を書くのは大の苦手。今回は自分の住所氏名、それに娘達の名前と誕生日を書くだけだったから良かったものの、それでも、娘達の誕生日をいちいち考えなくてはならないのでちょっと手間取った。

娘達が学業に就いているという証明書を学校から貰ってあって、それを手渡していたので、税務署員のおばちゃんはそれを読みながら助け船を出してくれた。こういうときでも、わたしの職業が歌い手だとわかると、途端に税務署員の表情が軟らかくなるのがわかる。役得です。(^_^;) それにつられて、わたしも「こういう作業は苦手でねぇ....。いえ、歌は人並みにうまいと思うんですけどね」なんて軽口が出てしまい、和気あいあいのうちに10分もかからずに終了。それでもやはり、今後とも出来るなら税務署に来る用事のないことを祈ってしまう。(-_-;) 

Posted: 2004年10月18日 (月) at 12:06 




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