おいしいコーヒーが飲みたいtOmori
さんがコーヒーの入れ方についてのエントリ
をアップしてくれた。日本でまだ学生をやっていた頃は、けっこうわかったつもりでいたのだが、ドイツに来てからは、コーヒーの味がわからない男になったような気がする。tOmori
さんが書いてくれた手順というのは、わたしの知っていたものとほとんど同じである。ただ、ドリッパーのコーヒーを最後まで落とし切らないで下さいというのは知らなかった。これはいいことを教えて貰いました。(^_^)
ドイツに来てから気がついた大きな相違は、ドリッパーにコーヒーの豆を入れて上からお湯を注ぎ「蒸らす」ところで、どうも日本でやっていたようには「フワッと蒸れてくれない」のである。「蒸らす」行為が当たり前だと思っていた頃にはわからなかったが、これが無いとコーヒーを煎れる儀式としての楽しみが無くなってしまう事に気がついた。あの、フワーとふくれたコーヒーの粉の表面を見ながら20秒なり30秒なりの時間を待つのがなんとも楽しい。30秒という時間は待っているとかなり長く感じる時間だけれど、香りを伴うので、あれはなかなか良いものです。
というわけで、わたしは長い間コーヒーメーカーを使ってましたが、正直言って余りおいしくありません。数年前からはまた、Melitta 102 ドリッパー(今まで気がつかなかったけれど、わが家のは穴は3つでなくて1つです)とペーパードリップを使っています。それでもいつも思うことは、日本で飲んでいたコーヒーはもっと香りがしておいしかったよな〜、ということです。tOmori さんの書かれたものを読むと、やはり、水の違いとコーヒーの鮮度が原因か。 ミュンヘンの水はカルキは強いけれど(ということは硬水ですね)、ドイツの中では群を抜いておいしいと思うし、塩素臭いと感じたことは今までにない。しかし、やはり軟水でないとまずいのだろう。それと、わが家で買ってくるコーヒー豆はすでに挽いて500グラムの真空パックになったもの。ドイツはそれを買ってきて、コーヒーメーカーでいれるというのが普通なんです。日本にいた頃のように、豆の種類を選んで少量を挽いて貰ってくる、というのは余り見たことがない。わたしは一日に午後2杯ぐらいしかコーヒーを飲まないから、500グラムのコーヒー豆を使い切るのに2週間は掛かってしまう。これも「鮮度が命」のコーヒー豆には致命的だなぁ。 クリスマスが終わって少しゆっくりしたら、初心に返って、ミネラルウォーターを買ってきて、少量の豆を挽いて貰ってきて試してみよう。 Posted: 2004年12月21日 (火) at 00:32
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