「父の日」のプレゼント 


少し前に「母の日」があって、今日は「父の日」らしい。まあ「父の日」というのはなんだかとってつけたようで「こうしておかないと世の父親はひがむだろうから、仕方なく作った」みたいな意図が感じられてどうも素直になれない。母の日というのはその年5月の第2日曜日という独立した日だが、今日は「Christ Himmelfahrt」というカトリックの祝日で、これが主役。「父の日」というのは、刺身のつまのような感じを受ける。やはりひがんでいる。(-_-;) 

で、この日のプレゼントもやはり「付録」といった感じで、「母の日」に送られたものと同じものを娘達がプレゼントしてくれる。「母の日」に見て知っているので新たな感激は無いが、それでもこのプレゼントは嬉しい。親バカです。(^_^;)

娘達も幼稚園児の小さい頃からしばらくは、自分でなにかしら工作をして手作りのものを母の日にプレゼントしていたようだが、大きくなってくるとちょっと困ったらしい。もう、工作という年齢でもないし、かといってなにかを買うには小遣いが少なすぎる。ひところは「Gutschein」(クーポン) を自分たちで発行して贈っていたようだ。その内容は「この券と引き替えに家の掃除をします」とか「買い物をします」とかいうもの。これもしばらくすると、学校の勉強が忙しいからとか理由をつけて不履行になることが多く余りよい案ではなかった。

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それで3人で知恵を絞って考え出したのが、お金を出し合って、3人一緒に身分証明写真を撮るキャビネットに入り込み、そこで写した写真をわれわれにプレゼントするというもの。これはなによりも料金がそれほど高くなく、われわれ両親にも良い記念として喜ばれるので、ここしばらく続いている。何度も書きますが、アイデア一杯のこのプレゼントは本当に嬉しい。(^_^) 残念ながら、昨年はどういう理由でか、これが出来なくてちょっと寂しかったのですが、今年はまた復活。

今年もアンナがバイロイトへ行っているのでなかなか3人一緒の時間が取れず遅くなったが、先日やっと時間を見つけて写してきた。しかしこれも、今年が最後かもしれない。皆大きくなってきたのであの狭いキャビネットの中に3人一緒に入るのがだんだん困難になってきているそうだ。その有様を訊いてみたら、まずユリアとカローラが並んで座り、ユリアの膝の上にアンナが乗り、それぞれの首をひねってカメラの前に顔を出す、とのこと。想像しただけでも笑いがこみ上げてくる。(^_^;)  

Posted: 2004年05月20日 (木) at 10:12 




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